6月の宝塚記念・6着以降休養しているエフフォーリア(牡4、鹿戸雄一厩舎)が、12月25日に中山競馬場で行われる有馬記念(G1、芝2500m)へ向かうことが明らかになった。管理する鹿戸調教師が29日に明かした。
エフフォーリアは前走の宝塚記念後、10月30日に東京競馬場で行われた天皇賞・秋(G1、芝2000m)を目指していたが、態勢が整わずに同レースを回避。その後は順調に調整が進められ、11月に入ってからノーザンファーム天栄へ移動。30日には美浦トレセンに帰厩し、有馬記念へ向けての調整が進められていく予定だ。
昨年は飛ぶ鳥を落とす勢いでG1・3勝を果たしたが、今年は初戦の大阪杯・9着、前走の宝塚記念・6着と掲示板を外す結果が続いている。昨年制したグランプリの舞台で連覇を達成し、華麗な復活Vを果たすことはできるのだろうか。引き続き横山武史騎手との黄金タッグで、グランプリ連覇を見据える。