朝日杯フューチュリティステークスの出馬投票が行われ全19頭の登録が発表されました。朝日杯FSはフルゲートで18頭になり、1勝馬が9頭も並んでいては大きな抽選になるか、と思いましたが、そのうちの1頭コパノディールは地方からの転入組で、1勝も地方時代のもので、収得賞金が1頭だけ少なかったものです。
したがって、その他18頭に回避がなければコパノディール除外でのフルゲート出走となることが決まりそうです。1勝組にはシーザリオ産駒で期待の素質馬リオンディーズなどもいたため、ひょっとしたら除外もありうるかと思いましたが、コパノディール陣営には申し訳ありませんが、ほっと一息といったところ。
もちろん注目は1勝馬のみに限りません。というか、賞金上位組のほうが当然実績があるぶん、期待も高い馬が多いです。デビュー4戦連対率100%のシュウジ。そしてそのシュウジにデイリー杯2歳Sで初黒星をつけた2戦2勝の無敗馬エアスピネル。同じく2戦2勝の無敗で京王杯2歳Sを制したボールライトニングなどなど。
近年では外国人騎手による優勝が目立ち、過去5年間で見ると昨年のダノンプラチナ・蛯名騎手以外の4年間を占めています。特にミルコ・デムーロ騎手は2010年グランプリボス、2012年ロゴタイプと2度優勝している相性の良いレース。しかしながら、デムーロ騎手のお手馬とよべる2歳馬の出走がなく、今年は出走なしとなりそうです。
見どころは武豊騎手が唯一取っていないJRAのG1タイトルに本命馬エアスピネルで挑む点。JRAに関する記録は塗り替えすぎて更新作業しか残っていないかに見えた武豊にさらなるビッグタイトルをもたらすかどうか。乞うご期待!