中日新聞杯(2022)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

中京の土曜メインは2000mのハンデG3「中日新聞杯」です。開催時期は2000~2011年は12月でしたが、2012~2016年は3月に行われ、2017年からは金鯱賞と入れ替わる形で、再び12月の開催となりました。条件が度々変わっているので過去のデータが通用しにくい部分がありますが、今回は過去10年間のデータをもとに中日新聞杯の傾向を探っていきたいと思います。

■伏兵・穴馬の激走に要警戒

人気は「1・2・5・8番人気」が2勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「1番人気」が最多となっています。1・2番人気は比較的堅実ですが、「3・4番人気」は0勝で3着内も少なく、1・2番人気以外の上位人気は好走率が低めです。下位人気を見ますと「6~9番人気」が3着内が8回、「10番人気以下」も5回とハンデ戦らしく穴馬がよく絡んいます。相手を広く見て馬券を組むなどし、波乱には十分警戒したい一戦です。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 2 2 4
2番人気 2 1 1 6
3番人気 0 2 1 7
4番人気 0 0 1 9
5番人気 2 0 1 7
6~9番人気 3 3 2 32
10番人気以下~ 1 2 2 78
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
2.0~2.9倍 0 0 1 0
3.0~3.9倍 1 0 1 1
4.0~4.9倍 1 4 0 6
5.0~6.9倍 2 1 2 8
7.0~9.9倍 2 0 1 18
10.0~14.9倍 2 2 2 12
15.0~19.9倍 1 0 2 15
20.0~29.9倍 0 1 0 18
30.0~49.9倍 1 0 1 20
50.0~99.9倍 0 1 0 16
100.0倍以上 0 1 0 29
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2012 12,230 円 54,410 円
2013 3,390 円 17,230 円
2014 16,790 円 141,450 円
2015 4,000 円 50,580 円
2016 7,910 円 251,670 円
2017 2,830 円 23,260 円
2018 23,420 円 264,000 円
2019 15,120 円 105,620 円
2020 8,180 円 47,130 円
2021 161,580 円 2,368,380 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 プログノーシス 2.2
2 マテンロウレオ 3.6
3 キラーアビリティ 5.2
4 アスクワイルドモア 7.8
5 イクスプロージョン 12.3
6 ソフトフルート 18.8
7 ハヤヤッコ 22.3
8 トゥーフェイス 28.2
9 バジオウ 31.1
10 ギベオン 36.5
11 カントル 42.7
12 ワンダフルタウン 48.9
13 プリマヴィスタ 65.8
14 アイコンテーラー 79.9
15 フォワードアゲン 89.9
16 アルジャンナ 105.8
17 ダンディズム 165.7
18 コトブキテティス 203.6

■枠はフラットな傾向、脚質は「差し」が好成績

コースは中京競馬場の芝2000mを使用。枠は「1枠」が最多の3勝を挙げており、連対数は「5枠」と「7枠」、3着内の回数は「7枠」が最多となっています。どの枠からもまんべんなく好走馬が出ており、内外の有利不利は少なめです。傾向らしい傾向は見られませんので、枠についてはフラットな目線で予想したいと思います。

脚質は「差し」が最多の8勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「逃げ・先行」は勝ち切れず、勝ち馬はとくに差しタイプから出やすい傾向となっております。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 3 0 1 15
2枠 1 1 1 16
3枠 1 2 0 17
4枠 0 1 1 18
5枠 1 3 2 14
6枠 1 1 1 17
7枠 2 2 3 20
8枠 1 0 1 26
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 0 2 7
先行 0 6 1 28
差し 8 4 6 61
追い込み 1 0 1 45
その他 0 0 0 2

■ハンデが「55kg」の馬に注目

ハンデは、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「55kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の5勝を挙げている「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 0 0 2
51kg 0 0 0 2
52kg 0 0 0 5
53kg 1 0 0 12
54kg 1 4 2 30
55kg 4 4 2 36
55.5kg 0 0 0 1
56kg 2 1 3 26
56.5kg 0 0 0 5
57kg 1 0 3 18
57.5kg 0 1 0 6
58kg 1 0 0 0
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 1 0 0 13
-9~-4kg 1 3 1 24
-3~+3kg 5 2 3 58
+4~+9kg 3 4 4 39
+10~+19kg 0 1 1 9
+20kg~ 0 0 1 0
今回減 4 4 2 58
同体重 3 1 2 18
今回増 3 5 6 67

[該当馬] ハンデが55キロの馬

  • アスクワイルドモア

■年齢は「4歳」が好成績

年齢は、3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。性別は、9勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」が7勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 1 1 0 4
4歳 3 3 5 35
5歳 3 0 3 39
6歳 2 2 2 34
7歳 1 4 0 20
8歳以上 0 0 0 11
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 9 6 9 120
牝馬 1 2 1 15
セン馬 0 2 0 8
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 3 2 1 42
栗東 7 8 9 101

[該当馬] 4歳馬

  • アイコンテーラー
  • イクスプロージョン
  • トゥーフェイス
  • バジオウ
  • プログノーシス
  • ワンダフルタウン

■前走大敗馬の巻き返しがお決まりパターンか

前走レースは唯一2勝を挙げている「アメリカJCC」が参考レースとしての重要度が高そうですが、今年は同レースからくる馬がおりません。その他のレースに傾向らしい傾向は見られませんので、前走レースについてはフラットな目線で予想したいと思います。

前走着順は3着内に入着した30頭中15頭が「6着以下」だった馬で、4勝を挙げております。前走で「3着内」に好走した馬も4勝を挙げていますが、勝利数・連対数はいずれも少なく不振です。前走で掲示板外に敗れた馬が同レースで巻き返すパターンというのがお決まりのようです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
アメリカジョッキークラブカップ 2 0 0 6
小倉大賞典 1 1 2 15
日経新春杯 1 0 2 2
エリザベス女王杯 1 0 0 6
カシオペアステークス 1 0 0 1
ケフェウスステークス 1 0 0 0
朝日杯セントライト記念 1 0 0 0
関屋記念 1 0 0 0
飛鳥ステークス 1 0 0 0
オクトーバーステークス 0 2 0 7
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 1 1 2 11
G2 4 2 4 27
G3 2 3 3 53
リステッド/オープン 2 4 1 41
3勝クラス 1 0 0 11
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 1 0 0 18
2着 2 2 1 7
3着 1 1 1 9
4着 1 2 0 9
5着 1 0 2 13
6~9着 2 3 1 40
10着以下~ 2 2 5 47

■騎手はフラットな傾向

騎手は「松山弘平」と「C.デムーロ」の2名が2勝ずつを挙げていますが、今年はいずれも騎乗予定がありません。その他の騎手に傾向らしい傾向は見られませんので、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
松山弘平 2 0 0 4
C.デムーロ 2 0 0 0
川田将雅 1 2 1 1
岩田康誠 1 1 0 3
D.バルジュー 1 0 0 3
蛯名正義 1 0 0 3
坂井瑠星 1 0 0 1
四位洋文 1 0 0 1
和田竜二 0 2 1 0
鮫島克駿 0 1 0 2