今週日曜阪神メインレースはマイルの2歳G1・朝日杯フューチュリティーステークスです。

川田騎手が2週連続2歳G1制覇の期待がかかるダノンタッチダウンに騎乗しますが、前走のデイリー杯2歳Sで逃げ切りで勝利したオールパルフェとの再戦となり、勝負付けが済んでいるのかどうか、再度の対戦で真価が問われることになりそうです。

底知れぬ魅力があるのが、デビュー戦を後方待機策から千切って勝利した美浦・鹿戸厩舎所属のフランケル産駒のレイベリングです。横山武史騎手との新コンビで挑む予定となっており、1勝馬は9頭の登録がある中で除外対象は1頭のみということで、無事に抽選を突破して出走が決まりました。

2勝馬で狙ってみたいのが、ドレフォン産駒のドンデンガエシです。美浦・尾関厩舎の管理馬で、ここ3戦は横山武史騎手が騎乗してきましたが、今回は父の横山典弘騎手で挑む予定となっています。

デビュー戦の芝1400mから100m刻みで距離を延ばしてきており、前走のアスター賞ではマイルを逃げ切って勝利しました。3ヶ月ほどじっくり間隔を空けての参戦となっており、阪神競馬場も初参戦と未知数な面もありますが、推せる材料として母系の良さがあげられます。

母は未出走ながら、祖母はエリザベス女王杯勝ち馬のトゥザヴィクトリー、父ドレフォンも牡馬クラシックの皐月賞勝ち馬ジオグリフを輩出しており、一発がありそうな血統背景となっています。

生粋の逃げ馬というわけではなく控える競馬も経験してきただけに、息子から引き継いだドンデンガエシをどのようにエスコ―トするのか、横山典弘騎手の手綱さばきにも注目したいですね。