過去10年で2桁人気の馬が絡まなかったのは2011年の一度のみで、それ以外は毎年必ず二桁人気の馬が馬券圏内に入ってくる波乱傾向の強いフェアリーステークス。有馬記念で苦杯をなめることになった方は、このレースで穴を絡めた馬券で巻き返しを図るのも良いかもしれませんね。
ということで今回はフェアリーステークスで注目している穴馬を3頭紹介したいと思います。
スカーレットカラー
2走前のアルテミスステークスでは中団馬群の中で包まれてしまい5着に敗退。しかし、進路が無かったり追われるのが遅くなったりと苦戦した中でも最後は差を詰めており、悪くない5着でした。
前走の白菊賞では阪神ジュベナイルフィリーズ2着のリリーノーブルを相手に2着と健闘。重賞で上位争いできる力はあるし、休み明け3走目のここは注意しておきたい一頭です。
デュッセルドルフ
昨年9月に中山でデビューし新馬戦を快勝したデュッセルドルフ。ある程度前で競馬ができて中山での勝利経験がある点は好材料ですし、鞍上の田辺騎手が同じく同競走に出走するグランドピルエットではなくデュッセルドルフを選んだことも気がかりです。
中山でスキのない騎乗を見せる田辺とのコンビは楽しみですし、個人的に気になるノヴェリスト産駒ということもあって注目している一頭です。
ジーナスイート
中山巧者を多く輩出しているステイゴールド産駒で母父メジロマックイーンという、まさに黄金の血統のジーナスイート。牡馬混合の新馬戦を逃げ切って勝利し、フェアリーステークスへと駒を進めてきました。
新馬戦は驚くようなタイムではありませんでしたが、成長力には定評がある血統なだけに1度実戦を使った上積みに期待したいところです。
以上、フェアリーステークスの穴馬3頭でした。第34回フェアリーステークスは1月7日(日)に、中山競馬場で15:35の発走予定となっております。