14日(日)は京都競馬場で「日経新春杯」が開催されます。古馬中長距離重賞のハンデ戦という馬券的にも難しいレースで波乱の決着も多そうなイメージがありますが、現在は2年連続で1,2番人気が連対するなど、ハンデ戦ながら順当な結果が続いております。今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に日経新春杯の傾向を探っていきたいと思います。
人気上位が堅実、ハンデ戦でも波乱傾向は弱め
人気 | 成績 |
---|---|
1番人気 | 2-4-1-3 |
2番人気 | 4-2-0-4 |
3番人気 | 1-3-0-6 |
4番人気 | 0-0-5-5 |
5番人気 | 0-0-0-10 |
6番人気 | 1-0-0-9 |
7番人気 | 0-0-1-9 |
8番人気 | 0-0-1-9 |
9番人気 | 0-0-0-10 |
10番人気 | 1-1-0-8 |
11番人気 | 1-0-0-9 |
12番人気 | 0-0-2-8 |
13番人気 | 0-0-0-7 |
14番人気 | 0-0-0-6 |
15番人気 | 0-0-0-5 |
16番人気 | 0-0-0-5 |
17番人気 | 0-0-0-1 |
18番人気 | 0-0-0-1 |
オッズ | 成績 |
---|---|
1.0~1.9倍 | 1-0-0-0 |
2.0~2.9倍 | 1-1-1-1 |
3.0~3.9倍 | 3-2-0-0 |
4.0~4.9倍 | 1-2-0-6 |
5.0~6.9倍 | 0-4-2-6 |
7.0~9.9倍 | 1-0-3-5 |
10.0~14.9倍 | 1-0-1-18 |
15.0~19.9倍 | 0-1-0-11 |
20.0~29.9倍 | 1-0-0-7 |
30.0~49.9倍 | 1-0-1-16 |
50.0~99.9倍 | 0-0-1-12 |
100.0倍以上 | 0-0-1-33 |
年 | 馬単 | 三連単 |
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2008 | 4,080円 | 460,670円 |
2009 | 41,360円 | 213,570円 |
2010 | 1,360円 | 89,590円 |
2011 | 1,660円 | 3,250円 |
2012 | 660円 | 9,250円 |
2013 | 9,840円 | 63,590円 |
2014 | 930円 | 4,700円 |
2015 | 19,580円 | 200,130円 |
2016 | 1,260円 | 6,550円 |
2017 | 1,230円 | 5,040円 |
1番人気は2勝と勝率は低めですが、複勝率は70%とまずまず。単勝オッズが3.9倍以内なら「5-3-1-1」で連対率80%、複勝率90%と好走率が高めです。
三連単で10万馬券以上の配当は過去10年で4度ありますが、その他はほとんど堅実な決着で、残る6回のうち5回は1万円を切る配当となっております。ハンデ戦にしては波乱傾向は弱いレースと言えます。
【該当馬】単勝オッズ3.9倍以内の馬(下記「予想オッズ」を参考):
ミッキーロケット
モンドインテロ
予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | ミッキーロケット | 2.4 |
2 | モンドインテロ | 3.8 |
3 | パフォーマプロミス | 4.8 |
4 | ソールインパクト | 6.0 |
5 | ロードヴァンドール | 8.9 |
6 | ベルーフ | 22.3 |
7 | ガンコ | 31.2 |
8 | サンタフェチーフ | 42.5 |
9 | リカビトス | 62.7 |
10 | カラビナ | 75.2 |
11 | ヒットザターゲット | 88.7 |
12 | アクションスター | 152.4 |
13 | トルークマクト | 220.6 |
出走予定馬と独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。
「内枠」&「差し馬」が好成績
枠番 | 成績 |
---|---|
1枠 | 4-1-0-10 |
2枠 | 1-0-2-12 |
3枠 | 1-2-1-12 |
4枠 | 1-2-2-12 |
5枠 | 1-0-1-18 |
6枠 | 1-3-0-16 |
7枠 | 0-1-3-17 |
8枠 | 1-1-1-18 |
脚質 | 成績 |
---|---|
逃げ | 2-0-1-8 |
先行 | 2-2-3-28 |
差し | 5-6-5-36 |
追い込み | 1-2-1-42 |
コースは京都競馬場の芝2400m。コーナーを4回まわる事もあり、また、最初のコーナーまでの距離は約600mと平坦で長いため、先行争いで内の先行馬は無理に脚を使わされる事も少なく、内枠の好走率が比較的高くなっております。
比較的早めにペースは落ち着きやすく、基本的にはゆったりと流れての上がり勝負になりやすいコースで、差し馬の好走が目立ちます。
【該当馬】差しタイプ:
ミッキーロケット
モンドインテロ
パフォーマプロミス
ソールインパクト
ベルーフ
サンタフェチーフ
リカビトス
カラビナ
ヒットザターゲット
アクションスター
トルークマクト
ハンデは「55~56kg」、馬体重は「+4kg~+9kg」が好走傾向に
斤量 | 成績 |
---|---|
~50kg | 1-0-1-6 |
51kg | 0-0-0-4 |
52kg | 1-0-3-10 |
53kg | 0-1-0-18 |
54kg | 1-1-0-28 |
55kg | 3-3-0-17 |
56kg | 2-5-3-17 |
56.5kg | 1-0-1-0 |
57kg | 0-0-0-6 |
57.5kg | 0-0-0-3 |
58kg | 0-0-2-6 |
58.5kg | 1-0-0-0 |
59kg~ | 0-0-0-0 |
馬体重増減 | 成績 |
---|---|
~-20kg | 0-0-0-0 |
-19~-10kg | 0-0-0-3 |
-9~-4kg | 3-1-3-11 |
-3~+3kg | 2-5-3-42 |
+4~+9kg | 4-2-3-31 |
+10~+19kg | 0-2-0-23 |
+20kg~ | 1-0-1-5 |
今回減 | 3-5-4-23 |
同体重 | 2-1-1-12 |
今回増 | 5-4-5-80 |
ハンデは「55~56kg」が好走傾向に。馬体重の増減は最多の4勝をあげている「+4kg~+9kg」が好走しており、全体的には馬体重が増えている馬の好走が多いです。
「4歳馬」&「関西馬」が中心
馬齢 | 成績 |
---|---|
3歳 | 0-0-0-0 |
4歳 | 6-5-2-23 |
5歳 | 2-4-5-21 |
6歳 | 1-1-3-24 |
7歳以上 | 1-0-0-40 |
性別 | 成績 |
---|---|
牝馬 | 2-1-3-6 |
牡馬 | 8-9-7-109 |
所属 | 成績 |
---|---|
栗東 | 10-10-8-100 |
美浦 | 0-0-2-15 |
地方 | 0-0-0-0 |
外国 | 0-0-0-0 |
年齢は最多の6勝をあげている4歳馬が活躍しております。牝馬で優勝したのは2009年のテイエムプリキュア(11番人気)と2010年のメイショウベルーガ(2番人気)の2頭のみで、基本は牡馬が中心です。所属は関西馬が中心で、関東馬は過去10年で一度も連対しておりません。
【該当馬】関西所属の4歳馬:
該当なし
「前走G1だった馬」に注目
前走 | 成績 |
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愛知杯(G3) | 2-1-1-4 |
有馬記念(G1) | 2-0-1-6 |
菊花賞(G1) | 2-0-0-3 |
万葉S(OP) | 1-1-2-10 |
金鯱賞(G2) | 1-0-2-4 |
北野特別(1000万下) | 1-0-0-0 |
東京優駿(G1) | 1-0-0-0 |
オリオンS(1600万下) | 0-3-0-5 |
鳴尾記念(G3) | 0-2-0-4 |
中日新聞杯(G3) | 0-1-0-4 |
前走 | 成績 |
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1000万下 | 1-1-1-2 |
1600万下 | 0-3-0-19 |
オープン特別 | 1-1-3-29 |
G3 | 2-4-1-27 |
G2 | 1-1-4-22 |
G1 | 5-0-1-16 |
前走着順 | 成績 |
---|---|
1着 | 1-4-2-13 |
2着 | 1-4-1-8 |
3着 | 3-1-2-7 |
4着 | 0-0-1-5 |
5着 | 1-0-0-5 |
6~9着 | 3-1-1-32 |
10着以下 | 1-0-2-41 |
前走は、G1だった馬が5勝をあげており好成績。愛知杯からの馬も多いですが、2016年から開催時期が12月から1月へ変更となったため、対象外とさせていただきます。
前走着順は3着内だった馬(5-9-5-28)が中心となります。前走6着以下だった馬で3着内に入った馬も8頭と多く、巻き返しも目立ちます。
【該当馬】前走がG1だった馬:
該当なし
どの騎手にもチャンスがある
騎手 | 成績 |
---|---|
岩田康誠 | 1-1-0-6 |
福永祐一 | 1-1-0-5 |
C.ルメール | 1-1-0-1 |
池添謙一 | 1-0-0-8 |
和田竜二 | 1-0-0-4 |
川田将雅 | 1-0-0-4 |
荻野琢真 | 1-0-0-1 |
U.リスポリ | 1-0-0-0 |
高倉稜 | 1-0-0-0 |
武豊 | 0-1-2-2 |
酒井学 | 0-1-2-2 |
2勝以上あげている騎手がおらず、大差がなく成績は横並びです。どの騎手にもチャンスはあると言えるでしょう。