京成杯(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

14日(日)は中山競馬場で「京成杯」が開催されます。皐月賞と同じ中山の芝2000mが舞台である割にはクラシックに直結しにくいレースとも言われておりますが、過去の勝馬を見てみると、皐月賞2着のサンツェッペリン、3着のマイネルチャールズ、エイシンフラッシュなど皐月賞で好走経験のある馬が多数おり、やはりクラシックを占うためには無視できないレースとなっております。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に京成杯の傾向を探っていきたいと思います。

人気上位は堅実も、中穴以上の激走にも要注意

人気データ
人気 成績
1番人気 3-3-1-3
2番人気 3-0-2-5
3番人気 1-1-1-7
4番人気 0-0-2-8
5番人気 2-2-0-6
6番人気 0-0-1-9
7番人気 1-2-1-6
8番人気 0-1-0-9
9番人気 0-0-1-9
10番人気 0-0-0-10
11番人気 0-0-0-10
12番人気 0-1-0-9
13番人気 0-0-1-8
14番人気 0-0-0-7
15番人気 0-0-0-7
16番人気 0-0-0-5
17番人気 0-0-0-1
オッズデータ
オッズ 成績
1.0~1.9倍 0-0-0-0
2.0~2.9倍 1-1-1-2
3.0~3.9倍 1-0-0-0
4.0~4.9倍 3-3-2-2
5.0~6.9倍 2-0-2-12
7.0~9.9倍 1-2-2-10
10.0~14.9倍 2-2-0-9
15.0~19.9倍 0-0-1-10
20.0~29.9倍 0-1-1-20
30.0~49.9倍 0-1-0-17
50.0~99.9倍 0-0-1-22
100.0倍以上 0-0-0-15
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2008 13,140円 86,870円
2009 1,720円 103,580円
2010 1,050円 3,170円
2011 11,240円 15,600円
2012 3,010円 10,720円
2013 10,690円 166,910円
2014 7,430円 43,250円
2015 2,710円 16,830円
2016 14,750円 78,050円
2017 3,970円 23,040円

過去10年で3着に入った馬述べ30頭中、半分の15頭が1~3番人気の馬でした。人気サイドはまずまずの成績ですが、5,7番人気が複勝率40%と中穴あたりの馬が好走するケースも多いです。

昨年までは1番人気が6連敗するなど難解なレースでした。トリッキーな中山コースではまだまだ成長途中の3歳戦ということで、波乱含みの一戦として中穴以上の馬の激走にも注意しておく必要がありそうです。

【該当馬】5,7番人気の馬(下記「予想オッズ」を参考):
スラッシュメタル
エイムアンドエンド

予想オッズ

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ジェネラーレウーノ 2.5
2 コズミックフォース 3.6
3 デルタバローズ 5.3
4 ダブルシャープ 10.2
5 スラッシュメタル 17.4
6 コスモイグナーツ 23.3
7 エイムアンドエンド 28.7
8 タイキフェルヴール 33.6
9 マイハートビート 42.7
10 イェッツト 50.3
11 サクステッド 65.2
12 ロジティナ 74.7
13 ライトカラカゼ 85.6
14 ギャンブラー 120.6
15 ジョリルミエール 207.6
16 ヤマノグラップル 280.7

出走予定馬と独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

「外枠」&「差し馬」が好成績

枠番データ
枠番 成績
1枠 1-0-2-12
2枠 0-2-1-14
3枠 1-1-2-13
4枠 1-2-1-15
5枠 3-1-0-16
6枠 2-1-2-15
7枠 0-0-1-19
8枠 2-3-1-15
脚質データ
脚質 成績
逃げ 0-1-1-8
先行 4-1-2-31
差し 6-5-2-43
追い込み 0-3-4-37

コースは中山競馬場の芝2000m。最初のコーナーまでは405mと長く、枠順の有利・不利は発生しにくいコースですが、データでは1,3枠が1勝のみなのに対し、5,6,8枠が2勝以上しており外枠の好走率が高くなっております。

差して来る馬はどうしても外々を回されてしまうので展開の助けがないと厳しそうですが、データでは差し馬の成績が良く、差しがよく決まっております。

【該当馬】差しタイプ:
コズミックフォース
ダブルシャープ
スラッシュメタル
タイキフェルヴール
マイハートビート
イェッツト

馬体重は「-3kg~+3kg」が好走傾向に

馬体重増減データ
馬体重増減 成績
~-20kg 0-0-0-0
-19~-10kg 1-0-0-7
-9~-4kg 2-1-1-19
-3~+3kg 4-4-4-53
+4~+9kg 2-4-4-33
+10~+19kg 1-1-1-7
+20kg~ 0-0-0-0
今回減 5-3-3-39
同体重 2-1-2-21
今回増 3-6-5-59

馬体重の増減は最多の4勝をあげている「-3kg~+3kg」が好走しており、全体的には馬体重が減っている馬の好走が多いです。

「牡馬」が中心、「牝馬」は過去10年3着内ゼロ

性別データ
性別 成績
牝馬 0-0-0-9
牡馬 10-10-10-120
所属データ
所属 成績
栗東 4-5-3-36
美浦 5-5-7-83
地方 1-0-0-0
外国 0-0-0-0

牝馬は過去10年1頭も馬券に絡んでおらず、牡馬が中心となります。所属は関東馬がやや優勢です。

「前走がホープフルSだった馬」に注目

前走データ
前走 成績
エリカ賞(500万下) 3-0-1-4
ホープフルS(G2,G1) 2-1-3-23
未勝利 1-2-1-23
葉牡丹賞(500万下) 1-1-1-2
朝日杯FS(G1) 1-1-0-7
百日草特別(500万下) 1-0-0-1
萩S(OP) 1-0-0-0
東京スポーツ杯2歳S(G3) 0-2-1-3
ラジオNIKKEI賞(G3) 0-2-0-9
中日新聞杯(G3) 0-1-0-4
前走クラスデータ
前走 成績
新馬 0-0-1-15
未勝利 1-2-1-25
500万下 5-1-3-29
オープン特別 3-0-2-19
G3 0-5-1-14
G2 0-1-1-9
G1 1-1-0-8
前走着順データ
前走着順 成績
1着 6-4-6-52
2着 1-1-2-5
3着 1-1-1-10
4着 0-1-0-8
5着 1-2-1-8
6~9着 1-1-0-23
10着以下 0-0-0-13

G2だった頃のホープフルSからの馬が多いですが、昨年からG1に昇格したことでこの傾向も今後は変わってくる可能性があります。エリカ賞の成績も良いですが、2015年に休止となったため、対象外とさせていただきます。

前走着順は最多の6勝をあげている1着馬が中心となります。前走で二桁着順だった馬は3着内がゼロです。

【該当馬】前走がホープフルSだった馬:
マイハートビート(7着)

騎手は「蛯名正義」に注目

騎手データ
騎手 成績
蛯名正義 1-2-0-6
柴田大知 1-0-2-4
田中勝春 1-0-1-5
横山典弘 1-0-1-8
田辺裕信 1-0-0-3
F.ベリー 1-0-0-3
松岡正海 1-0-0-3
S.フォーリー 1-0-0-0
川田将雅 1-0-0-0
福永祐一 1-0-0-0
内田博幸 0-1-1-5

2勝以上あげている騎手がおらず、大差がなく成績は横並びです。唯一2着2回の経験がある蛯名騎手に注目です。