昨年の日経新春杯の覇者ミッキーロケット。昨年は幸先の良いスタートを切ったようにみえましたが、その後は勝ち運から見放され勝ち星をあげれず1年が経ちました。今週末の日経新春杯で1年振りの勝利を目指します。
前走の中日新聞杯では57.5キロのトップハンデを背負いながら2着と久しぶりに馬券に絡み、復活の兆しを見せました。優勝経験がある次走の日経新春杯は完全復活を果たすには絶好の舞台と言えるのではないでしょうか。相手関係は昨年よりも楽なメンバー構成。据え置きとなるトップハンデの57.5キロを考慮しても、これまで戦ってきた相手を考えると明らかにミッキーロケットの力が一枚上でしょう。
問題となるのは相手ですが、昨年3着のモンドインテロや、条件戦で勢いをつけたパフォーマプロミス、アルゼンチン共和国杯2着のソールインパクトといった重賞タイトル獲得を狙う面々が有力候補といったところ。実績的に抜けているミッキーロケットを除けば各馬に大きな実力差はなく、意外性のある馬が馬券圏内に飛び込んできても全くおかしくなさそうです。条件戦組はほぼ前走が好走しており、このあたりから穴馬候補を絞っていくのが面白そうです。
大崩れがない京都コースで1年ぶりの勝利を目指すミッキーロケットを中心に、ヒモ荒れ狙いで勝負してみるのが無難と言えそうです。登録段階で13頭といささか寂しい感じがありますが、春の展望を占う上でも注目しておきたい一戦です。