12月13日に阪神競馬場で開催された「第67回阪神ジュベナイルフィリーズ」を制したのは1番人気のメジャーエンブレム(牝2)だった。デビューから同馬の手綱を握るC.ルメール騎手とのコンビで初のG1に挑み、見事に重賞初制覇を達成した。
好スタートを決めたメジャーエンブレムはその勢いのまま先頭に立つが、小牧太騎手のキリシマオジョウが外から積極的に前へ出てハナに立つ。2番手の内を追走したメジャーエンブレムが直線では先頭に躍り出て、そのまま後続を突き放して2着馬に2馬身差を付けて快勝した。
勝ちタイムは1分34秒5(良)。2馬身差の2着には10番人気のウインファビラス(牝2、松岡正海騎手)が入着し、さらに1馬身1/4差の3着には3番人気のブランボヌール(牝2、岩田康誠騎手)が入着した。
優勝したメジャーエンブレムは父ダイワメジャー、母キャッチータイトルの血統。デビュー4戦目にしてG1初制覇を達成した。鞍上のC.ルメール騎手はJRA移籍後初のG1制覇となった。レースのコメントでは「クラシックも勝てる」とその能力の高さに太鼓判を押した。