【有馬記念2022】7枠タイトルホルダーは〝消し〟か?逆に狙い目の穴馬とは

有馬記念の枠順抽選会も終了し、枠順が確定。いよいよ年末のグランプリレース「有馬記念」の予想も大詰めに入ってきた。

人気上位が予想される有力馬はうまい具合にバラけた印象。気になるのは「外枠」に入った馬だ。有馬記念において割り引きたいのがこの「外枠」。過去10年の枠順のデータを見ると、「8枠」の成績がとくに悪く(0-0-1-19)、連対が0回、3着が1回のみと大不振だ。これまで8枠に入った有力馬には、昨年のタイトルホルダー(5着)、2015年のゴールシップ(8着)、2014年のジャスタウェイ(4着)などがおり、多くの有力馬が馬券圏外へと消えている。

今年は昨年2着のディープボンドと、アルゼンチン共和国杯を制したブレークアップが8枠に入った。ディープボンドについては宝塚記念・4着、春の天皇賞・2着と中長距離G1戦線で活躍を見せており、前評判も上がってきていたが、この枠順で評価を落とすファンも少なくなさそうだ。

ブレークアップについては、前走のアルゼンチン共和国杯を勝ちきったのは評価したいところだが、不利を受けた馬が多数いた中で展開が向いたという見方もできる内容。ここでは伏兵的な立場での参戦となりそうで、外枠に入ったことでさらに人気も落としそうだ。ただ、スローで内外の差がそこまでとなれば、逆に妙味のある同馬は狙い目の1頭となりそうだ。3着狙いで勝負するのも面白いかもしれない。

とは言え、今回外目の枠に入った馬で評価を落としそうなのは「7枠13番」を引いたタイトルホルダーではなかろうか。「7枠」の成績は過去10年で「1-1-3-15」と8枠ほど成績が悪くはないが、連対率は10%とデータ的には割り引き材料とも見て取れる数字だ。

また、パンサラッサが不在の今年はタイトルホルダーが逃げ馬候補にも挙げられており、逃げれば“楽逃げ”できそうな気配があった。外目の7枠を引いたことで評価を見直すファンも少なくないのではないだろうか。実際、昨年の有馬記念は8枠スタートから番手につけて序盤で消耗。逃げ・先行馬にとって外枠はやはりマイナス材料となりやすい。今年は昨年よりは内枠となったが、この枠が“プラス”かどうかと言われると、いささか疑問符がつくところだ。

前走の凱旋門賞を除けば今年は国内重賞3戦3勝と好成績。春のグランプリ宝塚記念を制し、春秋グランプリ制覇もかかっているだけに期待度は高い1頭。外枠不利の壁を乗り越え、春秋グランプリ制覇を果たすことが出来るかどうかに注目だ。