【東海S予想2018】テイエムジンソク“次代の王者”名乗り!

21日(日)は中京競馬場でダートG2の「東海S」が開催されます。春のダート王者決定戦となるフェブラリーSの前哨戦に位置付けられており、過去にはこのレースを制した後にフェブラリーSを制したコパノリッキーやグレープブランデー、東海S・3着後にフェブラリーS・2着のインカンテーション、東海S・1着後にフェブラリーS・3着のアスカノロマンなどが名を連ねております。本番のフェブラリーSを占う上でも見逃せない一戦と言えるでしょう。

テイエムジンソク、G1制覇へ向けてここは負けられない

今年優勝候補の一角と目されているのは同じ中京1800mで行われたチャンピオンズCで2着に健闘したテイエムジンソクです。チャンピオンズCを優勝したゴールドドリームはフェブラリーSへ直行、同3着で東海Sの優勝経験もあるコパノリッキーは現役を引退。冬場は凍結防止剤が撒かれるなど秋とは馬場の勝手が違ってきますが、同じ舞台のG1戦で2着ならコース適性も問題とすることはありませんし、今年のメンバーの中では実績面では優位に立っているのは明らかです。

ライバルには川崎記念に向かう見込みも出てきているアポロケンタッキーや、昨年2着馬のモルトベーネがおり、その他、前走惨敗からの巻き返しを期すドラゴンバローズ、明け4歳のローズプリンスダムなどが上位争いの圏内。テイエムジンソクは昨年夏に函館・札幌のオープン特別を圧勝し、その後のエルムSでは2着に敗れたものの、さらにその後のみやこSでは2着馬に2馬身半差を付ける快勝を果たし、重賞初制覇を達成。続いた臨んだチャンピオンズCでもあわやの2着と一気にダート界のトップクラスへと上り詰めた6歳のエースです。今年はダート最強馬としての地位を確固たるものにするためにも、本番のフェブラリーSでG1タイトル獲得を果たしたいところ。そのためにも前哨戦となるこの東海Sをきっちりと勝っておきたいところでしょう。

4歳までは重賞とは縁の無い馬でしたが5歳となった昨年に本格化。6歳ながらこの先さらなる飛躍が期待される一頭です。安定感のある先行策で、今年の主役に名乗りを上げます。