【中山金杯2023予想】一年の計は金杯にあり!アドマイヤビルゴやウインキートス出走予定馬を考察

中央競馬は全てのレースが終了し、あとは年明けの金杯レースを待つのみとなりました。まだ年は明けておりませんが、今回はひと足早く金杯レースの出走予定馬を考察してみたいと思います。

「一年の計は金杯にあり」という競馬の格言があるように、馬券運を占うおみくじ的な感覚で金杯レースを買われる方も多いのではないでしょうか?ここはキッチリ的中させて好スタートを決めたいところです。ということで、今回は東の金杯レース「中山金杯」に出走する予定馬の中でも上位人気が予想される有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。※馬齢は年明け後の年齢となります。

アドマイヤビルゴ(牡6、友道康夫厩舎)

前走のカシオペアSを快勝して駒を進めてきたアドマイヤビルゴ。昨年のカシオペアSでも番手追走から3着に善戦していますが、これまで見られなかった逃げの手を使って勝ちきって昨年の雪辱を果たしました。もともと前々で押し切る競馬で好走してきた馬ではありますが、脚を溜めてからの瞬発力もある馬で、今回さらに競馬の幅を広げてきた点は評価したいところです。完璧なペース配分を展開して逃げ切った主戦・武豊騎手の好騎乗も光った一戦で、今回も引き続き武豊騎手とのコンビで悲願の重賞初勝利を狙います。2017年のセレクトセールで5億8000万円の値がついた良血馬で、ここを制して今後の活躍へと繋げたいところです。

ウインキートス(牝6、宗像義忠厩舎)

前走のエリザベス女王杯・15着から巻き返しを狙うウインキートス。さすがにG1の壁は高かったですが、2走前のオールカマーと3走前の目黒記念でいずれも3着に好走しており、G2では上位争い出来る1頭です。また、中山コースは「2-5-2-4」と勝ちきれない傾向にあるものの、崩れない安定感があります。重賞では2022年のオールカマーで3着、21年のオールカマーで2着に好走しているように相性の良い舞台です。切れる脚はありませんが、安定した先行力が武器で、前目から押し切る競馬が好走パターン。今回が引退レースで今後は繁殖入りが決まっていますが、得意舞台のここを制して有終の美を飾れるかに注目です。

ラーグルフ(牡3、宗像義忠厩舎)

前走の甲斐路Sを快勝したラーグルフ。好位から抜け出し後続に2馬身差をつける完勝で、重賞Vも時間の問題のように思えるような勝ちっぷりでした。2021年のホープフルSでも3着に好走している素質馬で、同じ中山2000mで重賞初制覇を狙います。控えて脚を溜め、しまいを活かす競馬で好走してきた馬ですが、切れ味というよりはタフな展開でスピードを持続していく競馬が合いそうな気配。成長に関してもジワジワとですが着実に伸びてはおり、まだまだ良くなる予感を感じさせている1頭です。展開に左右されるところがあるタイプですが、ハマればあっさりまでありそうな1頭です。