今週は日差しが後押しして春を先取りしたかのような暖かい日が続き、真冬の季節だというのに早くも春を感じました。
さて、今週末は中山競馬場でアメリカジョッキークラブカップ、通称AJCCが開催されます。春のG1戦線へ向けてここから始動する馬も多く、古馬中長距離路線の重要な一戦として注目しておきたい一戦です。
昨年は皐月賞(3着)、ダービー(6着)、菊花賞(5着)とクラシックをフル出場したダンビュライトは重賞初制覇に向けて今年はここから始動。2歳時はサウジアラビアRCで2着、昨年はクラシック以外だと弥生賞、きさらぎ賞でも3着と、重賞で善戦するもあと一歩が足りずに重賞タイトルを逃してきました。中山実績もあるし、枠も過去10年で3勝をあげている6枠を引けました。あとは初コンビとなるミルコ騎手がそのあと一歩を埋めてくれれば。今回の本命馬です。
グランプリホースのゴールドアクターは昨年の宝塚記念ぶりと久々の出走。2015年の有馬記念を優勝した際はまだ4歳だったこの馬も今年で7歳。「お前も歳をとったなぁ」なんてねぎらいの言葉をかけたくもなりますが、中山2200mの舞台では一昨年のオールカマーで強い勝ち方をしておりますし、奮起してまだまだ戦えるところを見せてもらいたいところです。今回は対抗として選びました。
一昨年のAJCC・3着、昨年8着のショウナンバッハは今回の単穴。一昨年3着に入着した際に手綱を握っていた戸崎圭太騎手を背に三度目の正直を狙います。馬券に絡んだのは一昨年のAJCC・3着が最後で、近走は掲示板内には食い込んではいるものの僅かに届かずといったレースが続いております。前走の中日新聞杯ではクビ差の4着。調教の内容も良く状態は良好。少頭数の今回は狙いたい一頭です。
最後は連下にマイネルミラノを選びました。前走の中山金杯(11着)から中1週で参戦。疲れも心配ですが、嵌った時の逃げは脅威。前走は行き脚つかずに最後の粘りもらしくなかったですが、少頭数の今回は前半から行き脚をつけて自分のリズムで運べれば最後まで良い競馬をしてくれるのではないでしょうか。
以上、AJCCの予想でした。本命馬はダンビュライト、対抗馬はゴールドアクター、単穴にショウナンバッハ、連下にマイネルミラノという予想で勝負したいと思います。それでは、皆さんの馬券の健闘をお祈りします!