名牝・トレヴで2013年と2014年の凱旋門賞を優勝し、牝馬として77年ぶりに凱旋門賞の連覇達成を果たすなど、数々の名馬を育てたフランスの女性調教師のクリスチャン・ヘッド調教師(69)が、2月1日をもって引退することが明らかになった。
トレヴの生産者でもあるアレック・ヘッド氏を父に持ち、兄は騎手として活躍したフレディ・ヘッド(現調教師)、さらに娘の夫も調教師という競馬一家に育ったヘッド調教師。1979年には管理馬スリートロイカスで凱旋門賞を初制覇しており、女性として初めて仏G1凱旋門賞を制した調教師となった。
2月1日の管理馬の出走を最後に41年間の調教師生活を終えることを表明した。