来週から2月に突入。2月最初の東京の重賞はマイル重賞の「東京新聞杯」です。安田記念やヴィクトリアマイルと同じ舞台ということもあり、今後のマイル路線を展望する注目すべき一戦と言えるでしょう。
今年出走が予想されるメンバーを見てみると、昨年の安田記念4着のグレーターロンドン、昨年のヴィクトリアマイルの勝ち馬アドマイヤリード、桜花賞と秋華賞で2着に健闘した明け4歳馬のリスグラシュー、前走のニューイヤーSで約2年3ヶ月ぶりの勝利をあげたダノンプラチナなどが顔を揃えました。
上記で挙げた有力馬をはじめ、出走予定馬の多くが差し・追い込み馬となっている今年の東京新聞杯。昨年ブラックスピネルが先手をとってドスローに持ち込んで優勝したように、このレースは東京マイルの中ではスローになりやすい傾向がありますが、これだけ後ろから行きたい馬が揃っていると今年もスローペースとなる可能性が高そうです。
そんな中、ダイワキャグニーは有力馬の中では先行タイプ。開幕2週目ならまだまだ先行馬にとって走りやすい馬場でしょうし、早めに抜け出せば楽に残れるのではないでしょうか。
東京コースの通算成績は「4-0-0-2」と相性も良く、右回りの中山金杯(5着)から得意の左回りの東京へ戻る点は好材料です。2走前の東京マイルのキャピタルS(OP)では古馬らを相手に同世代のライバル・サトノアレスと激闘で勝利を収めており、3走前の毎日王冠(G2)ではグレーターロンドンとはハナ差の4着に肉薄しております。他にも、ヤングマンパワーやダノンプラチナにも先着している実績からも、地力があるのは証明済みです。
中山金杯では馬券予想から外しましたが、今回はメンバー構成的にも狙ってみたい一頭として注目したいと思います。