JRAは10日、2022年度のJRA賞を発表した。同日、「2022年度JRA賞」受賞馬選考委員会が開催され、記者投票の結果に基づき、年度代表馬・競走馬各部門の受賞馬が決定した。
年度代表馬には、天皇賞(秋)、有馬記念のG1・2勝を挙げたイクイノックス(牡4、木村哲也厩舎)が選ばれた。昨年2021年はエフフォーリアが年度代表馬に選ばれ、2018年のアーモンドアイ以来3年ぶりの3歳馬による年度代表馬選出となったが、今年も昨年のエフフォーリアに続き2年連続の3歳牡馬受賞となった。
また、リーディング騎手は川田将雅騎手が選出され、デビュー19年目で初のリーディングジョッキーに輝いた。調教師部門では、59勝をあげた矢作芳人調教師が2020年以来となる2年ぶり4回目の調教師リーディングを獲得した。各部門の受賞馬は次の通り。
■競走馬部門
年度代表馬・最優秀3歳牡馬
イクイノックス
最優秀2歳牡馬
ドルチェモア
最優秀2歳牝馬
リバティアイランド
最優秀3歳牝馬
スターズオンアース
最優秀4歳以上牡馬
タイトルホルダー
最優秀4歳以上牝馬
ジェラルディーナ
最優秀短距離馬
セリフォス
最優秀ダートホース
カフェファラオ
最優秀障害馬
オジュウチョウサン
■調教師部門
最多勝利調教師
矢作芳人(栗東)
最高勝率調教師
中内田充正(栗東)
最多賞金獲得調教師
矢作芳人(栗東)
優秀技術調教師
木村哲也(美浦)
■騎手部門
JRA最多勝利騎手
川田将雅(栗東)
JRA最高勝率騎手
川田将雅(栗東)
MVJ
戸崎圭太(美浦)
最優秀障害騎手
石神深一(美浦)
最多勝利新人騎手
今村聖奈(栗東)
特別賞
柴田善臣(美浦)
参考:JRA