東海ステークス(2023)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

中京競馬の日曜メインはダートG1のフェブラリーSへ向けたステップレース「東海S」です。ダートG1へのステップレースということもあり、例年ハイレベルなメンバーが集まる注目の一戦となります。ということで今回は過去10年間のデータをもとに東海Sの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率90%

「1番人気」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。複勝率は90%と好走率は非常に高く、軸としての信頼度は高めです。また、勝ち馬は10頭中9頭が「4番人気以内」だった馬で、勝ち馬は堅実決着傾向にあります。人気薄を見ますと、「6~9番人気」が2着3回、「10番人気以下」も2・3着に2回ずつで紐が荒れるケースが度々見られます。アタマは堅く決まりがちですが、ヒモ荒れには警戒が必要なレースと言えるでしょう。

三連単の配当が「1万円以下」または「1万円台」だった年が過去10年で4度と堅実決着が多く、過度な穴狙いは禁物。軸馬として人気馬は信頼しやすく、紐を工夫するとより良いと言えます。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 5 1 3 1
2番人気 2 2 0 6
3番人気 0 2 2 6
4番人気 2 0 1 7
5番人気 0 0 0 10
6~9番人気 1 3 2 34
10番人気以下~ 0 2 2 56
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 3 0 0 0
2.0~2.9倍 2 0 2 3
3.0~3.9倍 1 2 1 1
4.0~4.9倍 0 1 1 2
5.0~6.9倍 3 1 1 3
7.0~9.9倍 0 1 1 7
10.0~14.9倍 0 0 0 13
15.0~19.9倍 1 2 0 6
20.0~29.9倍 0 0 1 12
30.0~49.9倍 0 1 1 19
50.0~99.9倍 0 1 2 19
100.0倍以上 0 1 0 35
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2013 10,070 円 33,790 円
2014 830 円 15,380 円
2015 7,790 円 50,080 円
2016 3,010 円 8,200 円
2017 17,380 円 465,440 円
2018 5,530 円 49,170 円
2019 400 円 1,610 円
2020 2,180 円 8,950 円
2021 7,600 円 244,160 円
2022 6,850 円 39,750 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ハギノアレグリアス 2.3
2 クリノドラゴン 3.8
3 オーヴェルニュ 6.9
4 ハヤブサナンデクン 9.9
5 アイアンバローズ 11.2
6 プロミストウォリア 16.3
7 サンライズウルス 22.5
8 ウェルカムニュース 30.7
9 スマッシングハーツ 36.8
10 ゲンパチルシファー 41.7
11 サルサディオーネ 52.0
12 ディクテオン 62.1
13 ロードレガリス 74.8
14 ヴァンヤール 88.5
15 マリオマッハー 95.6
16 デルマルーヴル 136.5
17 オンワードセルフ 198.6

■「4枠」&「先行」が好成績

コースは中京のダート1800mを使用。枠は「4枠」が最多の5勝を挙げており、断トツの勝利数です。また、連対数と3着内の回数も最多となっており、好成績です。「1枠」は3着内が0回、「2枠」も勝利数が0回となっており、内枠が不振傾向にあります。データ的には内枠は割り引きで、「4枠」に入った馬は問答無用で買い目に入れた方がよさそうです。

脚質は「先行」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。3着内の回数は「先行」と「差し」が最多タイで差しも決まっていますが、「逃げ」は2勝、2着1回と好走率は高く、前目で競馬をする馬がやや優勢の傾向がうかがえます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 0 0 16
2枠 0 1 2 14
3枠 1 2 2 13
4枠 5 0 1 13
5枠 1 1 1 17
6枠 1 2 0 17
7枠 1 2 3 14
8枠 1 2 1 16
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 2 1 0 7
先行 5 5 3 21
差し 3 4 6 45
追い込み 0 0 1 47

■馬体重が「+4~+9kg」の馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げている「+4~+9kg」に注目です。3着内の回数は「+4~+9kg」と「-3~+3kg」が最多タイとなっており、大きなくくりでいくと「-3kg~+9kg」の馬が好走傾向にありますが、勝ち馬については「+4~+9kg」から出やすい傾向となっています。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 0 5
-9~-4kg 0 2 0 17
-3~+3kg 3 6 4 43
+4~+9kg 6 2 5 35
+10~+19kg 1 0 1 20
今回減 1 3 1 34
同体重 1 0 0 12
今回増 8 7 9 74

■「5歳」が好成績

年齢は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「5歳」に注目です。性別は、3着内に入った30頭中29頭が「牡馬・セン馬」となっており、牡馬・セン馬が中心となります。所属は「栗東」が9勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 1 1 2 13
5歳 6 3 3 23
6歳 1 1 5 39
7歳 2 4 0 27
8歳以上 0 1 0 18
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 10 9 9 113
牝馬 0 0 1 5
セン馬 0 1 0 2
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 1 5 1 28
栗東 9 5 9 92

[該当馬] 5歳馬

  • クリノドラゴン
  • サンライズウルス
  • ディクテオン
  • ヴァンヤール

■前走レースが「チャンピオンズC」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「チャンピオンズC(ジャパンカップダート時代含む)」が参考レースとしての重要度が高そうです。

前走着順は「1着」と「2着」が3勝ずつを挙げており、勝ち馬は前走で連対している馬から出やすい傾向となっています。ただ、「6~9着」は勝利数こそ1勝のみですが、2着は5回と多く、連まではよく絡みます。前走で掲示板外に敗れた馬でも、2着までには来る可能性が高いです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
チャンピオンズカップ/ジャパンカップダート 3 4 4 15
ベテルギウスステークス 2 0 0 23
師走ステークス 1 2 1 16
東京大賞典 G1 1 1 0 4
東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス 1 0 1 6
観月橋ステークス 1 0 0 0
東京大賞典(国際交流)(中央交流) G1 1 0 0 0
みやこステークス 0 2 0 4
名古屋GP(中央交流) Jpn2 0 1 0 4
フェアウェルステークス 0 0 1 4
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 3 4 4 17
G2 0 0 0 1
G3 1 2 1 13
リステッド/オープン 3 2 3 71
3勝クラス 1 0 1 7
地方 2 2 1 11
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 3 1 1 15
2着 3 0 2 11
3着 1 0 1 9
4着 0 2 3 8
5着 1 0 1 5
6~9着 1 5 0 32
10着以下~ 1 2 2 40

[該当馬] 前走がチャンピオンズCだった馬

  • スマッシングハーツ(7着)
  • オーヴェルニュ(9着)

■騎手は「武豊」に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「武豊」に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
武豊 2 0 1 4
松山弘平 1 1 1 3
川田将雅 1 1 0 0
古川吉洋 1 0 1 1
太宰啓介 1 0 0 5
松田大作 1 0 0 4
酒井学 1 0 0 3
横山典弘 1 0 0 2
C.ルメール 1 0 0 0
幸英明 0 1 2 4

[該当馬] 武豊騎手の騎乗予定馬

  • クリノドラゴン