フェブラリーステークス(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

いよいよ今週末は今年最初のG1、ダート王決定戦の「フェブラリーS」が東京競馬場で開催されます。昨年は長年ダート界を引っ張ってきたコパノリッキーが引退し、いよいよ絶対的王者不在の過渡期に入ってきたダート路線。今年も混戦が予想されるフェブラリーSを、過去の結果から解き明かしていきたいと思います。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にフェブラリーSの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率80%、人気サイドの信頼度高い

人気データ
人気 成績
1番人気 4-1-3-2
2番人気 2-1-2-5
3番人気 1-2-2-5
4番人気 0-1-1-8
5番人気 0-3-0-7
6番人気 1-0-0-9
7番人気 1-1-2-6
8番人気 0-0-0-10
9番人気 0-1-0-9
10番人気 0-0-0-10
11番人気 0-0-0-10
12番人気 0-0-0-10
13番人気 0-0-0-10
14番人気 0-0-0-10
15番人気 0-0-0-10
16番人気 1-0-0-8
オッズデータ
オッズ 成績
1.0~1.9倍 1-0-0-1
2.0~2.9倍 2-1-2-0
3.0~3.9倍 1-1-0-1
4.0~4.9倍 0-0-1-1
5.0~6.9倍 3-2-4-5
7.0~9.9倍 0-1-2-17
10.0~14.9倍 0-3-0-9
15.0~19.9倍 0-1-1-6
20.0~29.9倍 2-1-0-9
30.0~49.9倍 0-0-0-19
50.0~99.9倍 0-0-0-26
100.0倍以上 1-0-0-35
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2008 3,520円 17,550円
2009 14,070円 57,720円
2010 1,190円 4,190円
2011 2,040円 12,240円
2012 26,210円 141,910円
2013 17,580円 111,130円
2014 256,050円 949,120円
2015 2,100円 12,370円
2016 1,510円 16,010円
2017 2,520円 9,240円

「1番人気」は4勝、連対率50%、複勝率80%と優秀で、過去10年で馬券に絡んだ述べ30頭中18頭が1~3番人気の馬でした。最低人気が激走して穴をあけたり、人気薄が2頭以上絡むといった波乱もありましたが、基本的には人気サイドが安定しております。

単勝オッズ30倍以上で馬券に絡んだの2014年のコパノリッキー1頭のみ。大きく荒れた同年のレースを除けば比較的堅い決着が多いレースです。

【該当馬】1番人気(下記「予想オッズ」を参考):
テイエムジンソク

予想オッズ

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 テイエムジンソク 2.3
2 ゴールドドリーム 3.6
3 ノンコノユメ 5.8
4 サンライズノヴァ 6.9
5 ケイティブレイブ 13.4
6 アウォーディー 16.5
7 ベストウォーリア 20.9
8 インカンテーション 26.2
9 サウンドトゥルー 30.4
10 カフジテイク 35.1
11 レッツゴードンキ 40.6
12 ロンドンタウン 42.5
13 キングズガード 62.3
14 ニシケンモノノフ 112.7
15 アスカノロマン 132.1
16 ララベル 214.8
17 コスモカナディアン 235.3
18 メイショウスミトモ 289.6
19 ノボバカラ 318.4
20 モルトベーネ 346.6
21 サイタスリーレッド 367.2
22 ヒデノインペリアル 397.4
23 コパノチャーリー 410.7
24 モンドクラッセ 453.3

上記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「真ん中枠」が不振傾向に、脚質は「先行馬」に注目

枠番データ
枠番 成績
1枠 1-0-1-18
2枠 3-2-1-14
3枠 0-1-2-17
4枠 0-1-0-19
5枠 0-2-4-13
6枠 1-0-1-18
7枠 2-3-0-15
8枠 3-1-1-15
脚質データ
脚質 成績
逃げ 1-0-0-9
先行 6-4-2-28
差し 2-3-6-49
追い込み 1-3-2-42

コースは東京競馬場のダート1600m。芝スタートでダート本線までは150mほど走り、最初のコーナーまでは約640mと長く、カーブも大回りで緩やか、さらに最後の直線も約500mと長いコースです。スタートが速い馬なら内枠は有利ですが、遅い馬は包まれるため進出が難しくなります。データでは内と外の成績にそこまで差はありませんが、「真ん中枠」の3,4,5枠が不振傾向にあります。

脚質は「先行馬」の好走率が高くなっております。3コーナー手前の上り坂で一旦息が入る為、最後の直線が長いとは言え先行馬が有利になりやすいことも一つの要因と考えられます。

【該当馬】先行馬:
テイエムジンソク
ケイティブレイブ
インカンテーション
アスカノロマン
ララベル
モルトベーネ
サイタスリーレッド
コパノチャーリー
モンドクラッセ

■馬体重は「+4kg~+9kg」が好走傾向に

馬体重増減データ
馬体重増減 成績
~-20kg 0-0-0-0
-19~-10kg 0-0-0-9
-9~-4kg 3-2-0-18
-3~+3kg 3-7-5-72
+4~+9kg 4-0-3-25
+10~+19kg 0-1-2-5
+20kg~ 0-0-0-0
今回減 4-3-2-46
同体重 0-3-1-29
今回増 6-4-7-54

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げている「+4kg~+9kg」が好走傾向に。全体的には馬体重が増えている馬の好走が多いです。

■「4,5歳」&「関西馬」が中心

馬齢データ
馬齢 成績
4歳 4-3-1-28
5歳 4-2-4-17
6歳 2-1-3-32
7歳以上 0-4-2-46
性別データ
性別 成績
牝馬 0-0-0-9
牡馬 10-10-10-120
所属データ
所属 成績
栗東 10-7-9-100
美浦 0-2-1-23
地方 0-1-0-6
外国 0-0-0-0

年齢は「4,5歳」が中心となります。勝馬は全て「関西馬」となっており、関西馬が中心となります。牝馬は3着内がゼロ頭で、「牡馬」が中心となります。

【該当馬】4,5歳の関西馬:
ケイティブレイブ(4歳)
サンライズノヴァ(4歳)
ゴールドドリーム(5歳)
サイタスリーレッド(5歳)
ロンドンタウン(5歳)

■「前走G1」&「前走1着」だった馬が好走傾向に

前走データ
前走 成績
川崎記念(G1) 2-3-2-8
根岸S(G3) 2-2-2-51
東海S(G2) 2-1-1-9
JCD(G1) 2-0-1-4
チャンピオンズC(G1) 1-1-1-2
フェアウェルS(1600万下) 1-0-0-0
東京大賞典(G1) 0-2-3-9
アレキサンドライトS(1600万下) 0-1-0-0
前走クラスデータ
前走 成績
1600万下 0-1-0-1
オープン特別 1-0-0-10
G3 2-2-2-69
G2 2-1-1-11
G1 3-1-2-11
地方 2-5-5-26
前走着順データ
前走着順 成績
1着 5-4-6-23
2着 0-2-2-21
3着 2-2-1-11
4着 0-0-0-12
5着 0-2-0-12
6~9着 1-0-0-29
10着以下 1-0-1-21

「前走がG1だった馬」が最多の3勝をあげ好成績。前走着順は、最多の5勝をあげている「前走1着だった馬」が好走傾向に。

【該当馬】前走G1で1着だった馬:
ケイティブレイブ(川崎記念・1着)
ゴールドドリーム(チャンピオンズC・1着)

■騎手は「M.デムーロ」&「武豊」に注目

騎手データ
騎手 成績
M.デムーロ 2-1-0-1
武豊 2-0-0-8
岩田康誠 1-1-1-6
内田博幸 1-1-1-5
田辺裕信 1-0-0-3
浜中俊 1-0-0-2
幸英明 0-2-0-3
戸崎圭太 0-1-1-4
C.ルメール 0-1-1-2
松岡正海 0-1-0-2
藤岡康太 0-1-0-1

騎手は最多の2勝ずつをあげている「M.デムーロ」と「武豊」に注目。

【該当馬】M.デムーロ騎手の騎乗予定馬:
未定

武豊騎手の騎乗予定馬:
アウォーディー