ダイヤモンドステークス(2023)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

東京競馬の土曜メインは長距離ハンデ重賞の「ダイヤモンドS」です。平地重賞ではステイヤーズSに次ぐ長距離戦で、当然レース巧者・長距離巧者というのが活躍しやすい舞台ではありますが、果たしてどのような傾向があるのでしょうか。今回は過去10年間のデータをもとにダイヤモンドSの傾向を探っていきたいと思います

■「1番人気」は連対率70%と堅実も、波乱は常に警戒

「1番人気」が最多の6勝を挙げており、連対数も最多です。勝率60%、連対率70%と好走率が高く、信頼度は高めです。下位人気を見ますと「6~9番人気」は2着2回、3着4回と2・3着にはよく絡んでおり、「10番人気以下」も1・2着に1回ずつ入着するなど、人気薄の好走が目立ちます。2020年は3連単355万馬券の大荒れ、昨年は31万馬券と近年はとくに波乱決着が目立っています。「1番人気」は堅実ですが、人気薄の激走も多く、波乱を見越した予想で馬券を組み立てるのが良いかも知れません。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 6 1 0 3
2番人気 1 2 3 4
3番人気 0 1 2 7
4番人気 1 1 0 8
5番人気 0 2 1 7
6~9番人気 1 2 4 33
10番人気以下~ 1 1 0 52
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 0
2.0~2.9倍 3 1 0 1
3.0~3.9倍 1 0 3 3
4.0~4.9倍 2 1 1 3
5.0~6.9倍 1 2 0 8
7.0~9.9倍 0 2 2 7
10.0~14.9倍 0 1 3 12
15.0~19.9倍 1 0 1 12
20.0~29.9倍 0 1 0 11
30.0~49.9倍 0 0 0 13
50.0~99.9倍 0 2 0 23
100.0倍以上 1 0 0 21
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2013 3,800 円 32,050 円
2014 2,400 円 11,770 円
2015 1,670 円 26,090 円
2016 6,000 円 58,400 円
2017 2,660 円 9,850 円
2018 1,630 円 12,630 円
2019 6,920 円 40,420 円
2020 351,880 円 3,555,600 円
2021 7,360 円 28,150 円
2022 23,130 円 317,940 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ミクソロジー 2.3
2 シルブロン 3.6
3 アスクワイルドモア 5.4
4 ヴェローチェオロ 6.9
5 ウインキートス 8.9
6 レクセランス 18.2
7 スタッドリー 23.3
8 タイセイモナーク 36.9
9 マリノアズラ 47.2
10 ベスビアナイト 55.5
11 トーセンカンビーナ 63.1
12 メイショウテンゲン 74.5
13 ヒュミドール 83.6
14 カウディーリョ 100.2
15 トラストケンシン 152.3
16 キスラー 188.7

■「外枠」&「差し」が好成績

コースは東京競馬場の芝3400mを使用。枠は「8枠」が最多の5勝を挙げており勝利数は断トツで、連対数と3着内の回数も最多で好成績です。「7枠」も3着内は4回と多く、外枠有利の傾向が顕著に見られます。

脚質は「差し」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。東京の芝3400mはその長い距離からもスローペースになりがちで、前からの粘り込みは困難。最後の直線も約530mと長く、途中に高低差2mの急坂もあり、差し馬が好走しやすいコース形態となっております。中心は「差し馬」と見て良いでしょう。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 1 1 12
2枠 0 1 2 13
3枠 0 2 0 16
4枠 0 1 3 14
5枠 2 0 1 15
6枠 1 0 0 18
7枠 1 2 1 16
8枠 5 3 2 10
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 1 0 10
先行 3 3 3 31
差し 5 4 4 35
追い込み 2 2 3 36
その他 0 0 0 2

■ハンデが「54kg」の馬が好成績

ハンデは、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「54kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 1 0 12
51kg 0 1 1 6
52kg 0 1 0 4
53kg 0 0 0 17
54kg 5 1 6 30
55kg 1 1 2 20
56kg 1 3 1 18
57kg 0 0 0 4
57.5kg 0 0 0 2
58kg 2 0 0 1
58.5kg 1 2 0 0
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 1
-19~-10kg 1 1 0 5
-9~-4kg 3 4 7 25
-3~+3kg 4 3 3 52
+4~+9kg 1 1 0 22
+10~+19kg 1 0 0 7
不明・初出走・未更新 0 1 0 2
今回減 7 5 8 44
同体重 1 2 0 27
今回増 2 3 2 43

[該当馬] ハンデが54キロの馬

  • キスラー
  • トラストケンシン

■年齢はフラットな傾向

年齢は「4・5歳」が3勝ずつ、「6歳」も2勝を挙げ3着内は最多と、どの年齢の馬もまんべんなく好走しています。年齢についてはフラットな目線で予想したいと思います。性別は3着内に入った30頭中29頭が「牡馬」または「せん馬」となっており、牡馬・せん馬が中心となります。所属は「美浦」が6勝を挙げており、関東馬がやや優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 3 2 3 12
5歳 3 2 0 24
6歳 2 2 5 28
7歳 1 1 1 23
8歳以上 1 3 1 27
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 9 7 8 95
牝馬 0 0 1 6
セン馬 1 3 1 13
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 6 6 5 53
栗東 4 4 5 61

■前走レースが「アメリカJCC」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「アメリカJCC」が参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順は「6着以下」だった馬が3勝を挙げており、3着内も9頭と多めです。前走で掲示板外に敗れた馬の巻き返しが目立っているため、前走着順については大敗馬でも警戒しておく必要がありそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
アメリカジョッキークラブカップ 3 0 0 7
万葉ステークス 2 2 2 25
スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス 1 2 3 17
白富士ステークス 1 2 0 7
有馬記念 1 1 0 2
中日新聞杯 1 0 0 1
尼崎ステークス 1 0 0 0
箱根特別 0 1 0 2
メルボルンカップ 0 1 0 1
ロンジン香港ヴァーズ 0 1 0 0
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 1 1 0 9
G2 4 2 5 34
G3 1 0 0 8
リステッド/オープン 3 4 2 37
3勝クラス 1 0 3 18
2勝クラス 0 1 0 5
海外 0 2 0 2
地方 0 0 0 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 1 0 3 15
2着 2 4 0 8
3着 2 0 1 10
4着 0 2 3 6
5着 2 0 1 10
6~9着 2 1 1 27
10着以下~ 1 3 1 38

[該当馬] 前走がAJCCだった馬

  • スタッドリー(6着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「北村宏司」が唯一2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他で2勝以上を挙げている騎手はおりませんので、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
北村宏司 2 0 0 5
三浦皇成 1 1 0 3
内田博幸 1 0 1 6
C.ルメール 1 0 1 0
岩田康誠 1 0 1 0
菱田裕二 1 0 0 0
木幡巧也 1 0 0 0
R.ムーア 1 0 0 0
勝浦正樹 1 0 0 0
蛯名正義 0 1 1 4