金鯱賞(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

これまで昇格や開催時期の変更に伴い、その位置付けを度々変えてきた金鯱賞。G2に昇格した1996年から2011年までは宝塚記念の前哨戦として、開催時期が5月から12月へと変更された2012年から2016年までは有馬記念の前哨戦として行われてきましたが、昨年2017年からは3月に移動となり、現在は大阪杯の前哨戦という位置付けとなっております。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に金鯱賞の傾向を探っていきたいと思います。(一部データは3月に移動された2017年以降の過去1年のデータとなっております。)

■「1番人気」&「単勝オッズ2倍台」の馬が好成績

人気データ
人気 成績
1番人気 5-1-0-4
2番人気 1-1-2-6
3番人気 1-0-1-8
4番人気 1-1-3-5
5番人気 1-0-2-7
6番人気 1-2-1-6
7番人気 0-1-0-9
8番人気 0-2-1-7
9番人気 0-1-0-9
10番人気 0-0-0-10
11番人気 0-1-0-9
12番人気 0-0-0-10
13番人気 0-0-1-7
14番人気 0-0-0-7
15番人気 0-0-0-5
16番人気 0-0-0-5
17番人気 0-0-0-3
18番人気 0-0-0-1
オッズデータ
オッズ 成績
1.0~1.9倍 0-0-0-0
2.0~2.9倍 3-0-0-1
3.0~3.9倍 2-2-0-4
4.0~4.9倍 1-0-3-5
5.0~6.9倍 1-0-1-7
7.0~9.9倍 3-2-2-9
10.0~14.9倍 0-1-2-12
15.0~19.9倍 0-0-2-11
20.0~29.9倍 0-4-0-7
30.0~49.9倍 0-1-0-14
50.0~99.9倍 0-0-1-18
100.0倍以上 0-0-0-30
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2008 11,030円 243,340円
2009 3,760円 36,190円
2010 2,390円 23,310円
2011 1,080円 2,900円
2012 15,280円 91,410円
2013 5,300円 58,490円
2014 2,290円 8,560円
2015 3,830円 22,160円
2016
(※3着同着)
16,780円 90,340円
49,120円
2017 5,570円 192,050円

「1番人気」は最多の5勝をあげており好成績。「単勝オッズが2倍台」の馬は複勝率が75.0%と優秀です。10番人気以下の馬で馬券に絡んだのは2頭のみと、大穴の激走は少ないです。

【該当馬】1番人気(下記「予想オッズ」を参考):
スワーヴリチャード

予想オッズ

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 スワーヴリチャード 2.1
2 サトノダイヤモンド 2.8
3 ヤマカツエース 5.2
4 メートルダール 8.7
5 ブレスジャーニー 12.4
6 トリオンフ 14.5
7 デニムアンドルビー 36.7
8 ダッシングブレイズ 45.8
9 サトノノブレス 65.3
10 キンショーユキヒメ 112.8
11 タイセイサミット 187.4
12 アクションスター 243.5
13 デルマサリーチャン 285.6

上記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」&「差し馬」が好走傾向に

枠番データ
枠番 成績
1枠 0-1-0-14
2枠 1-0-2-12
3枠 1-2-3-11
4枠 1-0-3-14
5枠 1-1-3-15
6枠 1-2-0-17
7枠 3-1-0-17
8枠 2-3-0-18
脚質データ
脚質 成績
逃げ 1-4-0-6
先行 3-4-3-24
差し 5-2-7-46
追い込み 1-0-0-1

コースは中京競馬場の芝2000m。最初の直線は短いですが、3~4コーナーがややバンク形状になっているので、外を走る馬の勢いが付きやすく、スピードを落とさずに直線に入る事が出来る点は「外枠」の馬にとって有利となります。データでも7,8枠の勝率・連対率がいずれも高いです。

脚質は最多の5勝をあげている「差し馬」が好成績。最後の直線は約410mとかなり長く、途中に中山競馬場並みの急勾配を誇る急坂が存在していることが要因として考えられます。

【該当馬】差し馬:
スワーヴリチャード
サトノダイヤモンド
ヤマカツエース
メートルダール
ブレスジャーニー
デニムアンドルビー
ダッシングブレイズ
キンショーユキヒメ

■馬体重は「-3kg~+3kg」が好走傾向

馬体重増減データ
馬体重増減 成績
~-20kg 0-0-0-0
-19~-10kg 0-0-0-2
-9~-4kg 1-0-1-14
-3~+3kg 4-5-3-49
+4~+9kg 3-5-3-34
+10~+19kg 0-0-3-18
+20kg~ 1-0-1-0
今回減 3-1-1-31
同体重 2-4-0-12
今回増 4-5-10-74

馬体重は最多の4勝をあげている「-3~+3kg」が好走しており、全体的には馬体重が同体重、または増えている馬の好走率が高くなっております。

■「4歳馬」&「関東馬」が中心

馬齢データ
馬齢 成績
3歳 0-2-0-5
4歳 4-3-2-17
5歳 3-1-6-32
6歳 2-3-3-31
7歳以上 1-1-0-29
性別データ
性別 成績
牝馬 0-0-2-11
牡馬 10-10-9-107
所属データ
所属 成績
栗東 9-8-10-99
美浦 1-2-1-19
地方 0-0-0-0
外国 0-0-0-0

勝率・連対率・複勝率、いずれも「4歳馬」がトップで好成績。「牡馬」が中心で、所属は「関西馬」が中心となります。

【該当馬】4歳馬:
スワーヴリチャード
ブレスジャーニー
トリオンフ

■前走が「有馬記念」&「小倉大賞典」だった馬に注目

前走データ
前走 成績
有馬記念(G1) 1-0-0-2
小倉大賞典(G3) 0-1-0-3
白富士S(OP) 0-0-1-0
アメリカJCC(G2) 0-0-0-2
東京新聞杯(G3) 0-0-0-1
中山記念(G2) 0-0-0-1
香港C(G1) 0-0-0-1
京都記念(G2) 0-0-0-1
チャレンジC(G3) 0-0-0-1
ジャパンC(G1) 0-0-0-1
前走クラスデータ
前走 成績
オープン特別 0-0-1-0
G3 0-1-0-5
G2 0-0-0-4
G1 1-0-0-3
海外 0-0-0-1
前走着順データ
前走着順 成績
1着 0-0-1-0
2着 0-0-0-2
3着 0-0-0-1
4着 1-1-0-1
5着 0-0-0-1
6~9着 0-0-0-4
10着以下 0-0-0-4

※前走に関する上記のデータは3月開催となった2017年以降の過去1年分のデータとなります。

昨年の1年分のデータのみなので傾向も何もありませんが、2頭以上いるのは「有馬記念」、「小倉大賞典」、「アメリカJCC」の3競走で、馬券に絡んだのは前走が「有馬記念」と「小倉大賞典」だった馬でした。

前走着順は「4着」だった馬が1,2着に入着しております。

【該当馬】前走が「有馬記念」:
スワーヴリチャード(1着)
ヤマカツエース(10着)
ブレスジャーニー(12着)

前走が「小倉大賞典」:
トリオンフ(1着)
ダッシングブレイズ(4着)
タイセイサミット(10着)

■騎手は「池添謙一」に注目

騎手データ
騎手 成績
池添謙一 3-1-1-1
福永祐一 2-0-0-2
川田将雅 1-0-1-3
柴山雄一 1-0-0-3
岩田康誠 1-0-0-5
C.ルメール 1-0-0-2
丸田恭介 0-1-1-0
秋山真一郎 0-1-0-3
四位洋文 0-1-0-2
松山弘平 0-1-0-3
太宰啓介 0-1-0-2

騎手は最多の3勝をあげ、2,3着も1回ずつ入着している「池添謙一」が断トツの成績です。

【該当馬】池添謙一騎手の騎乗予定馬:
ヤマカツエース