2月25日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われるリヤドダートスプリント(G3、ダ1200m)に参戦するダンシングプリンス(牡7、宮田敬介厩舎)が15日、国内の最終追い切りを終えた。
坂路を単走でビッシリ追われ、4F51.9-1F12.8の好時計をマークしてゴール。前半から良いペースで飛ばしていき、好ラップをキープしながらしまいも12秒8でまとめる好内容の追い切りを消化した。
先月24日には放牧先の宮城・山元トレセンから帰厩し、同日に馬場入りして調教を再開。順調の調整が進められ、先日の12日には坂路でしまい重点に追われ、4F55.3-1F11.8とラストは鋭い末脚で駆け上がった。16日には成田空港から出国する予定で、現地では強い調教は行わずに調整程度の調教で整えていく方針だ。
昨年は初戦のリヤドダートスプリントを制し海外重賞初制覇を達成すると、門別の北海道スプリントCも制し、前走のJBCスプリントも快勝。海外、北海道、中央・地方と多方面で活躍する同馬の注目の始動戦から目が離せない。