【小倉大賞典2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

冬の小倉開催唯一の重賞「小倉大賞典」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ヒンドゥタイムズ(セ7、斉藤崇史厩舎)

2/15(水)栗東・CW(不良)6F82.8-5F67.9-4F52.9-3F37.7-1F11.4(馬なり)

B.ムルザバエフ騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬ヴォレトンクールを2馬身追走し、直線序盤で促されると鋭く反応してラスト1F11秒4の脚で伸びて併入しました。不良馬場で道中は無理させないしまい重点の追い切りでしたが、ラストは鞍上の指示にしっかりこたえて上々の伸び脚を披露。1週前もムルザバエフ騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、強めに追われて6F82.9-1F11.9をマークして追走した相手と併入。3週前もCWで6F84.1-1F11.7と早い段階から好時計をマークしてきており、時計はどれも前走以上。秋3戦目でもまだまだ上積みは見込めそうな気配を見せています。

ウイングレイテスト(牡6、畠山吉宏厩舎)

2/14(火)美浦・南W(良)5F68.4-4F52.8-3F37.7-1F11.1(馬なり)

松岡正海騎手を背に美浦の南Wで単走。序盤はゆったりと進め、しまい重点に追われてラスト1Fは11秒1の猛時計をマークしてゴール。軽く追っただけでこの切れ味はさすがで、好状態を印象付けています。1週前も松岡騎手を背に南Wで併せ馬を行い、5F66.3-1F11.4の好時計をマークし、古馬3勝クラスのウインエクレールと併入。ラスト1Fは持ったままの馬なりで11秒4をマーク、最終も軽く追われただけで11秒1と、2週連続で11秒台前半の切れ味を見せてきたのは好調の証。昨年秋からしまいは11秒を連発しており普段からラストは切れ味を見せてくる馬ですが、引き続き高いレベル好状態をキープできている印象で、今回の動きならまず前回のデキを下回るということはなさそうです。

ホウオウエミーズ(牝6、池上昌和厩舎)

2/15(水)小倉・芝(良)5F69.0-4F52.5-3F37.6-1F11.9(馬なり)

小倉の芝コースを2頭併せ。併せ馬を2馬身追走し、4コーナーをまわってきた時点で手応えは抜群。直線も内から絶好の手応えを保ったままラスト1F11秒9の脚で伸びて併入。クビの使い方も良く、直線もこの馬としては伸びやかなフットワークで伸びていけたように見えます。前走の追い切りではややクビに硬さが残り、全体としても完歩の小さいこじんまりとした走りという印象を受けましたが、ここへきて気持ちと体がマッチしてきたようです。今の荒れた小倉の馬場も合いそうで、存分に力を発揮してくれそうな気配です。