【JRA】福永祐一騎手、歴代4位の2636勝で国内ラスト騎乗終える

今月いっぱいで現役を引退し、調教師に転身する福永祐一騎手が19日、東京競馬場で国内最後の騎乗を終えた。ラストG1となったフェブラリーSではオーヴェルニュに騎乗し12着に敗れたが、当日は7鞍に騎乗して1勝を挙げ、JRA通算1万9497戦で2636勝を挙げて日本での最終騎乗を終えた。

この日の東京競馬場には4万6121人が集まり、全レース終了後に芝コース上で行われたセレモニーでは大勢のファンが見守るなか、場内で「JRA最終騎乗後インタビュー」が行われた。「最高のジョッキー人生でした」と涙を浮かべながら大勢のファンに感謝の思いを伝え、日本のターフに別れを告げた。

今週はサウジアラビアに遠征し、25日の国際競走で現役ラストライドを迎える。サウジアラビアではリヤドダートスプリント(G3)でリメイクに、サウジダービー(G3)ではエコロアレスに騎乗予定となっている。現役ラスト騎乗に向けては「画面越しになりますが、いい結果、いい騎乗を見せられるように頑張ります」と奮闘を誓った。なお、福永騎手の引退式は3月4日の阪神競馬場で予定されている。

JRA通算は2636勝、勝利数歴代は4位。JRA・G1は34勝。