名古屋競馬のアイドルジョッキー・木之前葵騎手が21日、第19回笠松競馬「梅花シリーズ」第2日で2番人気のハーランズセンス(牝4、沖田明子厩舎)に騎乗し、1着に入線。この勝利で木之前騎手は地方通算500勝を達成。初騎乗から7355戦目の到達で、日本の女性騎手では3人目の偉業となった。なお、2月27日(月)に名古屋競馬場(検量室前)にて、500勝達成セレモニーを開催予定。
木之前騎手は2013年に名古屋競馬からデビュー。同年4月17日の名古屋5Rでオーバルライト号に騎乗し、初勝利を挙げると、その後も順調に勝ち星を重ね、2015年6月23日の名古屋9Rをアルマベルヴァ号で勝利し、通算100勝を達成。昨年中には500勝達成も囁かれていたが、昨年10月25日の調教中に落馬負傷し、右鎖骨骨幹部を骨折。今年1月30日に実戦復帰を果たし、悲願の記録がようやく果たされた。
地方競馬の女性騎手による歴代勝利数は現在、宮下瞳騎手(名古屋)の1122勝が1位にランクインしており、2位は747勝の別府真衣騎手(高知・引退)がランクイン。(2023年2月21日、笠松競馬2R終了時点)。