あけましておめでとうございます!2016年も精一杯競馬のニュースやコラムをお届けしてまいりますので、何卒よろしくお願いします!
さてさて、2016年の最初の重賞レースは中山金杯と京都金杯。「一年の計は金杯にあり」という競馬の格言があるように、1年の最初のレースでその年の必勝祈願をするレースとしても有名である。お正月だしここを気持ちよく的中させてお年玉を貰えるように頑張りたいところだ。
今年最初の注目馬はフルーキー!
中山金杯に出走予定となっているフルーキー(牡5)は前走、12月に阪神競馬場で行われたチャレンジカップ(G3)を優勝して重賞初制覇を達成した。阪神、京都、東京を主戦場として出走してきた馬なのだが選んだのは京都金杯ではなく中山金杯。中山競馬場は初出走となるが、あえてここを選んできたからには勝算があるのだろう。2015年を気持ちよく重賞初制覇で締めくくった同馬なだけに、2016年も好スタートを切りたいところだ。
鞍上は昨年外国人として初めてJRAの騎手免許に合格して通年騎乗を始めたM.デムーロ騎手の予定。デビューした初日でいきなりの重賞制覇を飾って騎手としての強さを日本の競馬界に示し、その後も皐月賞、日本ダービー、チャンピオンズカップ、朝日杯FSと立て続けにG1を優勝していき、デビュー1年目にしてG1・4勝、重賞10勝という快挙を成し遂げた。人馬ともに勢いに乗っており、2016年最初のレースはこの活気あるコンビに託して必勝祈願を行ってみても面白そうだ。
色々あった2015年、2016年は一体何が起こる?
2015年を振り返ってみると競馬界では例年にも増して様々な出来事があった。2月に後藤騎手が自殺したことは世間に衝撃と悲しみを与えた。9月は藤田伸二騎手が電撃引退を表明し、関係者含め多くの競馬ファンを驚かせた。そしてゲート内で暴れるなどしてお茶の間を騒がせた破天荒馬のゴールドシップ引退と、本当に色々な出来事が起こった1年であった。果たして2016年は一体どんな年になるのだろうか?昨年が衝撃続きな1年だっただけに今年の競馬界がどんな年になるのか、興味は尽きないところだ。