金鯱賞(2023)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

これまで度々開催時期が変わってきた金鯱賞。1996~2011年は5月に行われ、2012~2016年は12月に開催しておりましたが、2017年からは3月に変更となり現在に至ります。今回は12月に行われていた年も含めた過去10年間のデータをもとに、金鯱賞の傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」が堅実、堅実決着傾向が強め

人気は「1番人気」が最多の5勝を挙げており、勝率は断トツです。また、連対数と3着内の回数も最多となっており、複勝率は80%と堅実です。下位人気を見ますと、「10番人気以下」は3着内が2回と少なく、穴馬はほとんど絡みません。「6~9番人気」が2着5回、3着4回と2・3着が多く、人気薄を狙うならこのあたりまでという印象です。中穴はよく絡みますが、1番人気の好走率も高く、比較的落ち着いた配当になる傾向にあります。3連単の配当は10万馬券以上が2回となっており、堅実決着傾向が強いレースと言って良いでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 5 2 1 2
2番人気 1 1 3 5
3番人気 1 0 0 9
4番人気 1 1 1 7
5番人気 1 1 1 7
6~9番人気 0 5 4 31
10番人気以下~ 1 0 1 37
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 2 1 0 0
2.0~2.9倍 1 0 0 1
3.0~3.9倍 3 1 2 2
4.0~4.9倍 0 0 2 4
5.0~6.9倍 1 1 0 5
7.0~9.9倍 2 3 1 10
10.0~14.9倍 0 0 1 10
15.0~19.9倍 0 0 3 8
20.0~29.9倍 0 2 1 11
30.0~49.9倍 0 1 0 13
50.0~99.9倍 0 1 1 13
100.0倍以上 1 0 0 21
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2013 5,300 円 58,490 円
2014 2,290 円 8,560 円
2015 3,830 円 22,160 円
2016 16,780 円 90,340 円/49,120 円
2017 5,570 円 192,050 円
2018 7,380 円 24,410 円
2019 2,490 円 11,040 円
2020 1,710 円 14,440 円
2021 62,050 円 783,010 円
2022 1,170 円 10,610 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 プログノーシス 2.2
2 マリアエレーナ 3.4
3 フェーングロッテン 5.0
4 ディープモンスター 7.4
5 ヤマニンサルバム 10.1
6 ポタジェ 13.6
7 アラタ 21.4
8 ハヤヤッコ 45.5
9 ヴェローチェオロ 56.8
10 ワンダフルタウン 74.9
11 ルビーカサブランカ 96.5
12 グランオフィシエ 154.4
13 バイオスパーク 215.3

■枠順はフラットな傾向&「差し」が好成績

コースは中京競馬場の芝2000mを使用。枠は「3・5・7・8枠」が2勝ずつを挙げており、どの枠もまんべんなく好走しています。外枠の2枠から8頭の連対馬が出てはいますが、好走率ベースでは内外で極端な差はありません。枠順についてはフラットな目線で予想したいと思います。

脚質は「差し」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。基本的には差し馬が強いレースですが、「逃げ」も2勝、2着2回、3着1回で複勝率は50%と高めです。逃げ馬にも警戒した方が良さそうです。

中京の芝2000mは最後の直線が約410mとかなり長く、途中に中山競馬場並みの急勾配を誇る急坂があるため、差し・追い込みが決まりやすい特徴があります。一方で、2000mという距離でペースも落ち着くことが多いため、逃げ馬が粘りやすいという特徴もあります。こうしたコース形態も、差し馬と逃げ馬の好走率が高い要因の一つと考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 2 0 9
2枠 1 0 1 10
3枠 2 1 2 8
4枠 0 1 3 12
5枠 2 0 3 13
6枠 0 2 1 15
7枠 2 2 0 15
8枠 2 2 1 16
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 2 2 1 5
先行 3 5 2 23
差し 5 3 8 28
追い込み 0 0 0 42

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 0 5
-9~-4kg 0 2 1 19
-3~+3kg 4 5 1 27
+4~+9kg 4 2 4 33
+10~+19kg 1 0 3 14
+20kg~ 1 0 1 0
不明・初出走・未更新 0 1 1 0
今回減 3 2 1 32
同体重 1 4 2 6
今回増 6 4 8 60

■「4歳」が好成績

年齢は、「4歳」が最多の6勝を挙げており、勝率は断トツです。性別は「牡馬」が8勝を挙げており、牡馬が中心となります。所属は「栗東」が9勝を挙げており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 0 1 0 2
4歳 6 3 1 16
5歳 2 4 7 28
6歳 1 1 3 30
7歳 1 0 0 13
8歳以上 0 1 0 9
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 8 7 9 82
牝馬 0 3 2 14
セン馬 2 0 0 2
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 1 2 2 24
栗東 9 8 9 74

[該当馬] 4歳馬

  • フェーングロッテン
  • ヤマニンサルバム

■前走レースは「有馬記念」に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げ、連対数も最多の「有馬記念」が参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順は「6着以下」が3勝を挙げ、3着内も12頭と多く、前走大敗した馬の巻き返しが目立っています。前走着順についてはフラットな目線で予想したいと思います。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
有馬記念 3 0 1 9
白富士ステークス 2 0 3 1
天皇賞(秋) 1 2 1 7
福島記念 1 0 0 4
京都大賞典 1 0 0 1
東京優駿 1 0 0 0
札幌日経オープン 1 0 0 0
凱旋門賞 0 1 1 0
小倉大賞典 0 1 0 6
中日新聞杯 0 1 0 2
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 5 3 4 28
G2 1 0 2 29
G3 1 3 1 24
リステッド/オープン 3 0 3 11
3勝クラス 0 1 0 3
海外 0 3 1 2
地方 0 0 0 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 0 4 5
2着 2 2 0 10
3着 0 1 0 10
4着 2 2 2 4
5着 1 1 0 6
6~9着 2 3 3 29
10着以下~ 1 1 2 34

[該当馬] 前走が有馬記念だった馬

  • ポタジェ(12着)

■騎手は「川田将雅」に注目

騎手は「池添謙一」騎手が最多の3勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。今回は次いで勝利数が多く、騎乗予定のある「川田将雅」騎手に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
池添謙一 3 1 0 1
川田将雅 2 1 0 4
C.ルメール 1 0 1 3
藤岡佑介 1 0 1 0
M.デムーロ 1 0 0 6
柴山雄一 1 0 0 4
西村淳也 1 0 0 1
松山弘平 0 2 0 2
藤岡康太 0 1 1 4
幸英明 0 1 1 3

[該当馬] 川田将雅騎手の騎乗予定馬

  • プログノーシス