数々の記録と伝説を残してきた日本の名馬・ハーツクライ(牡22)が、3月9日に亡くなった。JRAが3月10日に発表。
種牡馬として供用されていた北海道安平町の社台スタリオンステーションにて、9日に起立不能となり、亡くなったという。
ハーツクライは2005年有馬記念、2006年ドバイ・シーマクラシックを制し、2005年のJRA賞最優秀4歳以上牡馬を受賞したG1・2勝馬。日本調教馬として唯一ディープインパクトを破った馬としても広く知られているが、種牡馬としても大きく成功している1頭だ。
現役引退後は種牡馬として第二の馬生を送り、昨年のダービー馬ドウデュースなどこれまで多くの活躍馬を送り出してきた。2020年に種牡馬を引退し、北海道安平町の社台スタリオンステーションで繋養されていた。
馬名の由来は母アイリッシュダンスからの連想で、リバーダンスの中の一曲「ザ・ハーツクライ」から。ハーツクライ号のご冥福をお祈りします。