木幡初広騎手が引退、今後は調教助手に

JRA・美浦トレーニングセンターに所属する騎手の木幡初広騎手(杉浦宏昭厩舎)は、3月31日(土)をもって騎手を引退することが、JRAの公式ホームページで発表された。

木幡騎手はウインブレイズで重賞を3勝するなど、中央の重賞を8勝。また、地方重賞のダービーグランプリをマンオブパーサーで制すなど地方でも活躍した。

また、自身の3人の息子も騎手をしており、2017年4月1日の中山競馬場の第6レースでは、父の初広騎手と長男の初也、次男の巧也、三男の育也が同一レースに騎乗した。親子4人による同一レース出場はJRA史上初だった。

引退後は、所属する杉浦宏昭厩舎で調教助手となる予定となっている。

木幡初広騎手のコメント
この年齢まで乗り続けることができたのは、関係者や理解のあるオーナーのお陰と感謝しています。また、特に妻には感謝しています。妻がいなければ息子達3人は騎手になっていなかったと思います。34年間の騎手生活はやりきったという思いがします。今後は、自分が勝てなかったGⅠを子供たちに勝ってほしいと願っています。騎手引退後は、調教助手として競馬に関わっていきますので、よろしくお願いいたします。

参考:JRA