重賞2着が7回という実績から「最強の2勝馬」と呼ばれ競馬ファンに愛されたサウンズオブアース(牡)が、死亡したことが明らかになった。14日、北海道札幌市にあるけい養先のモモセライディングファームが明かした。数日前に大腸炎を発症し、13日に亡くなったという。12歳だった。
サウンズオブアースは2013年秋にデビュー。翌年2月に未勝利を勝ち上がり、4月のはなみずき賞を制して1勝クラス勝ちを達成。その後は2014年の京都新聞杯(G2)、神戸新聞杯(G2)、菊花賞(G1)でいずれも2着に善戦。翌2015年も京都大賞典(G2)、有馬記念(G1)で2着。2016年は日経賞(G2)、ジャパンC(G1)で2着に入線。
現役を引退するまで悲願の3勝目をマークすることなく、通算30戦2勝で2018年の有馬記念・16着を最後に引退。引退後は乗馬になっていた。サウンズオブアース号のご冥福をお祈りします。