桜花賞(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

いよいよ今年もクラシックシーズン到来。開幕を告げるのは、3歳牝馬のG1「桜花賞」です。昨年は8番人気の伏兵馬レーヌミノルが優勝し、一昨年は5番人気のレッツゴードンキが逃げ切って優勝。2008年には700万馬券という超高額馬券が飛び出すなど、波乱の決着が多いG1でもあります。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に桜花賞の傾向を探っていきたいと思います。

■「伏兵馬」の激走に警戒、波乱の決着も多い一戦

人気データ
人気 成績
1番人気 3-1-1-5
2番人気 2-4-0-4
3番人気 1-2-1-6
4番人気 0-1-1-8
5番人気 1-0-3-6
6番人気 0-0-1-9
7番人気 1-1-0-8
8番人気 1-0-1-8
9番人気 0-0-0-10
10番人気 0-0-0-10
11番人気 0-0-1-9
12番人気 1-0-0-9
13番人気 0-0-0-10
14番人気 0-0-1-9
15番人気 0-1-0-9
16番人気 0-0-0-10
17番人気 0-0-0-10
18番人気 0-0-0-8
オッズデータ
オッズ 成績
1.0~1.9倍 2-0-1-2
2.0~2.9倍 1-0-0-2
3.0~3.9倍 1-1-0-2
4.0~4.9倍 1-2-0-1
5.0~6.9倍 1-0-0-3
7.0~9.9倍 0-2-2-6
10.0~14.9倍 1-3-1-11
15.0~19.9倍 1-0-0-7
20.0~29.9倍 0-1-3-14
30.0~49.9倍 2-0-2-23
50.0~99.9倍 0-1-1-19
100.0倍以上 0-0-0-58
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2008 334,440円 7,002,920円
2009 780円 5,680円
2010 2,430円 38,520円
2011 1,230円 5,880円
2012 3,150円 24,020円
2013 9,350円 679,300円
2014 450円 2,540円
2015 17,370円 233,390円
2016 1,950円 20,330円
2017 45,330円 94,890円

「1番人気」は最多の3勝をあげ「2番人気」は連対率60%と、上位人気の成績はまずまずですが、「12番人気」が優勝したり、「7番人気」と「14番人気」が馬券に絡むなど、人気薄が台頭することも少なくありません。7番人気以下からは勝馬が2頭、馬券圏内は7頭も出ております。

過去に700万馬券という超高額配当が飛び出しているように、波乱の決着となるケースも十分あるので、波乱含みの一戦として警戒が必要。

【該当馬】1番、2番人気(下記「予想オッズ」を参考):
ラッキーライラック(1番人気)
アーモンドアイ(2番人気)

予想オッズ

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ラッキーライラック 1.8
2 アーモンドアイ 3.8
3 リリーノーブル 5.7
4 マウレア 6.9
5 フィニフティ 14.6
6 レッドレグナント 23.5
7 アンコールプリュ 32.4
8 プリモシーン 36.6
9 デルニエオール 42.1
10 リバティハイツ 52.1
11 トーセンブレス 65.1
12 レッドサクヤ 70.1
13 ハーレムライン 78.2
14 アマルフィコースト 87.4
15 アンヴァル 106.1
16 スカーレットカラー 185.2
17 ツヅミモン 210.2
18 モルトアレグロ 267.8
19 コーディエライト 303.6
20 サヤカチャン 321.4
21 シグナライズ 352.6
22 イサチルルンルン 426.3
23 ラブカンプー 501.2
24 ファストライフ 520.9
25 アリア 356.2

上記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「5枠」&「差し・追い込み」が好走傾向に

枠番データ
枠番 成績
1枠 0-0-1-19
2枠 0-0-0-19
3枠 1-1-0-18
4枠 2-2-0-15
5枠 4-0-3-13
6枠 0-2-2-16
7枠 2-2-3-23
8枠 1-3-1-25
脚質データ
脚質 成績
逃げ 1-1-0-8
先行 2-1-1-32
差し 3-4-6-73
追い込み 4-4-3-35

コースは阪神競馬場の芝1600m。枠は「1,2枠」からは連対馬がゼロ頭となっており、内枠が不振傾向に。「5枠」が最多の4勝をあげており、全体的には真ん中より外の好走率が高く、外枠が有利な傾向。不利も受けづらく、外回りで直線も長いこともあり、外枠のアドバンテージが生きてくるコースとなっていることが理由の一つとしてあげられます。

脚質は「差し・追い込み」が決まっており、4コーナー途中からの下り坂を活かしての追い込み策が決まりやすい傾向にあります。

【該当馬】差し・追い込み馬:
アーモンドアイ
マウレア
フィニフティ
アンコールプリュ
プリモシーン
デルニエオール
リバティハイツ
レッドサクヤ
スカーレットカラー
シグナライズ
イサチルルンルン
ファストライフ

■馬体重は「-9kg~-4kg」に注目

馬体重増減データ
馬体重増減 成績
~-20kg 0-0-0-1
-19~-10kg 1-1-1-14
-9~-4kg 4-3-1-44
-3~+3kg 3-5-8-71
+4~+9kg 2-1-0-17
+10~+19kg 0-0-0-1
+20kg~ 0-0-0-0
今回減 6-5-6-89
同体重 0-2-3-19
今回増 4-3-1-40

馬体重は最多の4勝をあげている「-9~-4kg」に注目。全体的には馬体重が減っている馬が好走する傾向にあるようです。

■前走が「チューリップ賞」だった馬が中心

前走データ
前走 成績
チューリップ賞(G3) 7-4-6-27
フィリーズS(G2) 2-0-2-52
エルフィンS(OP) 1-1-0-2
クイーンC(G3) 0-3-0-14
フラワーC(G3) 0-1-1-10
阪神JF(G1) 0-1-0-2
アネモネS(OP) 0-0-1-23
紅梅S(OP) 0-0-0-1
すみれS(OP) 0-0-0-2
ファルコンS(G3) 0-0-0-6
前走クラスデータ
前走 成績
500万下 0-0-0-2
オープン特別 1-1-1-30
G3 7-8-7-60
G2 2-0-2-52
G1 0-1-0-3
海外 0-0-0-0
地方 0-0-0-1
前走着順データ
前走着順 成績
1着 3-6-4-36
2着 3-0-2-31
3着 3-1-1-17
4着 1-0-0-7
5着 0-0-1-8
6~9着 0-2-2-22
10着以下 0-1-0-27

前走は最多の7勝をあげている「チューリップ賞」が好成績。中心前走着順は1~3着がいずれも3勝ずつあげており、上位の順位だった馬が好走しております。5着以下からは勝馬がゼロ頭となっております。

【該当馬】前走がチューリップ賞だった馬:
ラッキーライラック(1着)
マウレア(2着)
リリーノーブル(3着)
シグナライズ(6着)
スカーレットカラー(7着)
サヤカチャン(10着)

■騎手は「岩田康誠」と「池添謙一」に注目

騎手データ
騎手 成績
岩田康誠 2-0-2-4
池添謙一 1-3-0-3
M.デムーロ 1-1-0-3
蛯名正義 1-1-0-3
小牧太 1-0-0-3
川田将雅 1-0-0-7
C.デムーロ 1-0-0-0
武豊 0-1-0-7
四位洋文 0-1-0-5
戸崎圭太 0-1-0-3
内田博幸 0-1-0-3

騎手は唯一2勝をあげている「岩田康誠」と、2着に3回入着している「池添謙一」にも注目です。

【該当馬】岩田康誠騎手の騎乗予定馬:
スカーレットカラー

池添謙一騎手の騎乗予定馬:
デルニエオール