マーチステークス(2023)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

数少ないダートの重賞「マーチS」が日曜日、中山競馬場で開催されます。2019年は3連単で124万馬券の超高額配当が出ており、ハンデ戦らしく波乱傾向の強い一戦となっております。ということで、今回は過去10年間のデータをもとにマーチSの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が大不振、波乱傾向はかなり強め

人気は「1番人気」が1勝のみと大不振で、「2番人気」は3勝、「3番人気」が1勝と上位人気の勝率は低めです。下位人気を見ますと「6~9番人気」が4勝を挙げており、伏兵馬の台頭が目立っています。「10番人気以下」も6頭が馬券に絡むなど穴馬の激走も多く、2019年は3連単で124万の超高額配当が出ていることから、波乱傾向はかなり強い一戦であると言えるでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 1 1 2 6
2番人気 3 3 1 3
3番人気 1 0 3 6
4番人気 0 1 0 9
5番人気 0 2 1 7
6~9番人気 4 1 1 34
10番人気以下~ 1 2 3 63
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 0 1
2.0~2.9倍 1 1 0 2
3.0~3.9倍 0 0 1 3
4.0~4.9倍 1 1 0 0
5.0~6.9倍 2 1 4 10
7.0~9.9倍 1 1 0 11
10.0~14.9倍 2 4 2 16
15.0~19.9倍 0 0 0 7
20.0~29.9倍 3 1 1 13
30.0~49.9倍 0 1 3 16
50.0~99.9倍 0 0 0 26
100.0倍以上 0 0 0 23
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2013 3,460 円 21,280 円
2014 4,540 円 34,910 円
2015 13,190 円 70,600 円
2016 8,490 円 50,080 円
2017 25,160 円 466,890 円
2018 5,090 円 153,570 円
2019 41,900 円 1,240,620 円
2020 2,140 円 72,890 円
2021 19,680 円 174,080 円
2022 19,160 円 55,780 円/67,180 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ハピ 2.2
2 ウィリアムバローズ 3.4
3 ハヤブサナンデクン 6.8
4 サンライズホープ 11.2
5 ヴァルツァーシャル 15.7
6 カフジオクタゴン 19.8
7 ケンシンコウ 23.6
8 カテドラル 29.9
9 ホウオウルバン 40.1
10 ゲンパチルシファー 58.5
11 スマッシングハーツ 62.0
12 キタノヴィジョン 74.1
13 ロードヴァレンチ 77.9
14 タイセイサムソン 83.2
15 ダノンファラオ 112.0
16 ダノンスプレンダー 188.2
16 エブリワンブラック 214.3
18 ベストリーガード 236.9
19 プリティーチャンス 258.7
20 メイショウムラクモ 302.2
21 デルマルーヴル 310.1
22 キタノリューオー 321.0
23 クリノフラッシュ 336.5
24 ノーブルシルエット 369.5

■枠は「内外フラット」&脚質も「先行」がやや優勢

コースは中山競馬場のダート1800mを使用。枠は「2枠」と「8枠」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多タイとなっています。内外の有利不利は比較的少なめです。

脚質は「先行」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。ただ、「差し」も3勝を挙げており、3着内の回数自体は「先行」と大きな差はありません。脚質については、先行馬がやや有利という程度に考えておきたいとおもいます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 2 17
2枠 3 2 2 13
3枠 0 1 2 16
4枠 1 0 1 18
5枠 1 1 0 18
6枠 2 2 2 14
7枠 0 1 2 17
8枠 3 2 0 15
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 1 0 8
先行 5 6 3 25
差し 3 3 7 44
追い込み 1 0 1 50
その他 0 0 0 1

■ハンデが「56kg」の馬に注目

ハンデは「56kg」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。馬体重の増減は、4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 0 0 1
52kg 0 0 0 4
53kg 0 0 0 6
54kg 1 0 2 17
55kg 1 2 3 24
56kg 3 3 3 30
56.5kg 0 0 1 5
57kg 3 2 2 21
57.5kg 1 2 0 14
58kg 1 1 0 5
58.5kg 0 0 0 1
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 1 0
-19~-10kg 1 0 2 8
-9~-4kg 3 3 4 35
-3~+3kg 4 4 4 66
+4~+9kg 0 2 0 13
+10~+19kg 2 1 0 6
今回減 5 7 9 68
同体重 3 0 1 25
今回増 2 3 1 35

[該当馬] ハンデが56キロの馬

  • タイセイサムソン
  • デルマルーヴル
  • メイショウムラクモ
  • ヴァルツァーシャル

■「6歳」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「6歳」に注目です。性別は10勝を挙げている「牡馬」が中心で、「牝馬」は出走自体が少なく、3着内も3着が1回のみとなっています。所属は「美浦」と「栗東」が5勝ずつを挙げており、東西で極端な差はありません。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 1 2 2 24
5歳 3 2 2 25
6歳 5 5 3 37
7歳 1 1 2 22
8歳以上 0 0 2 20
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 10 10 10 121
牝馬 0 0 1 4
セン馬 0 0 0 3
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 5 4 3 54
栗東 5 6 7 72
地方 0 0 1 2

[該当馬] 6歳馬

  • エブリワンブラック
  • キタノヴィジョン
  • ケンシンコウ
  • サンライズホープ
  • ダノンファラオ
  • プリティーチャンス

■前走レースは「フェブラリーS」に注目

前走レースは、「総武S」と「フェブラリーS」が最多タイの2勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「総武S」が最多となっています。ただ、好走率ベースにおいては「フェブラリーS」が圧倒的に好成績で、総武Sの勝率が1割を切っているのに対し、フェブラリーSは33.3%と好成績です。参考レースとしての重要度はフェブラリーSの方が高そうです。

前走着順は「6着以下」だった馬が5勝を挙げており、大敗馬も巻き返しが目立っています。前走好走馬の成績が良いというわけでもありませんので、前走の着順はそこまで気にしなくても良さそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
総武ステークス 2 4 1 22
フェブラリーステークス 2 0 0 4
仁川ステークス 1 2 3 17
佐賀記念(中央交流) Jpn3 1 0 1 7
アルデバランステークス 1 0 0 6
東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス 1 0 0 1
チャンピオンズカップ/ジャパンカップダート 1 0 0 1
金蹄ステークス 1 0 0 0
東海テレビ杯東海ステークス 0 1 1 5
東京大賞典 G1 0 1 0 0
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 3 0 0 5
G2 0 1 1 9
G3 1 0 0 14
リステッド/オープン 4 7 6 65
3勝クラス 1 0 2 13
新馬・未勝利 0 0 0 1
海外 0 1 0 0
地方 1 1 2 21
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 3 3 3 24
2着 1 1 5 7
3着 1 1 1 9
4着 0 2 1 11
5着 0 2 0 9
6~9着 2 1 0 33
10着以下~ 3 0 1 35

[該当馬] 前走がフェブラリーSだった馬

  • ケンシンコウ(10着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「石橋脩」が唯一最多の2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他の騎手で2勝以上を挙げている騎手はおらず、特定の騎手が活躍している傾向はありません。騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
石橋脩 2 1 0 3
津村明秀 1 1 0 6
松岡正海 1 0 1 4
丹内祐次 1 0 0 3
勝浦正樹 1 0 0 2
藤岡康太 1 0 0 1
浜中俊 1 0 0 0
幸英明 1 0 0 0
内田博幸 0 2 1 5