3月25日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイシーマクラシック(G1、芝2410m)へ向けて、日本馬のイクイノックス(牡4、木村哲也厩舎)が22日に最終追い切りを消化した。
21日にはダートコースでドバイWCに出走するジオグリフ(牡4)と共にキャンター調整を行ったが、22日は芝コースで単走。5Fからゆったりと進めるしまい重点の内容で、徐々にピッチを上げてラスト2Fは11秒3-11秒1の好ラップでまとめてゴール。追い切りの様子は競馬メディア「WorldHorseRacing」が公式ツイッターで調教師視点の調教映像を公開しており、快調に芝コースを飛ばすイクイノックスの姿を見ることが出来る。
ジオグリフについては、サウジC・4着からの転戦ということに加えて、昨年末には香港で競馬を経験しており、「環境の変化には対応できている」と陣営からコメントも出ている。一方イクイノックスは「ナーバスなところがある」というコメントが出ており、陣営も滞在競馬という点を最大限に生かして慎重に調整を進めてきている様子。
時計や動きからは好気配の印象を受けるが、精神面はどうか。海外の大手ブックメーカー各社で1番人気に推されている人気馬なだけに、好不調をしっかりと見極めたい。