【日経賞2023予想】アスクビクターモアvsタイトルホルダー、新旧菊花賞馬対決の行方は?

今年の日経賞はなんといってもアスクビクターモアvsタイトルホルダーの新旧菊花賞馬対決が最大の見どころとなるだろう。

菊花賞馬はその後有馬記念へ向かうことが多いため、前走で菊花賞を勝ったアスクビクターモアが同レースに出場するのは珍しいケース。当初は有馬記念参戦を視野に入れていた同馬だったが、万全の状態で出走できないことを理由に回避。じっくり立て直してきたアスクビクターモアと、昨年同様有馬記念からの王道ローテで臨むタイトルホルダーの力関係をどう判断するかが最大の焦点となる。

21年の菊花賞を5馬身差で圧勝したタイトルホルダーに対して、アスクビクターモアはハナ差と大きな差がついたが、後者はレコードを更新するハイレベルなレース。お互いに好位から長くいい脚を使うタイプで、ハナに立つ競馬でも実績があるため、2頭を重ねているファンは少なくない。

アスクビクターモアが逃げたのは皐月賞の1戦のみで、最後は交わされ何とか5着に粘るという内容。その後の日本ダービーと菊花賞では行きたい馬を行かせ、2・3番手からの競馬で結果を残してきた。タイトルホルダーはパンサラッサが逃げた宝塚記念を除けば、菊花賞、天皇賞・春、そして前走の有馬記念も逃げており、逃げへの意識はタイトルホルダーの方が強そうだ。

となればここはタイトルホルダーが逃げ、すぐにアスクビクターモアが追いかける展開を予想するのが妥当か。有馬記念のような遅めのペースに落とし込むようなら、アスクビクターモアの早めの仕掛けで捕まってしまう可能性が高い。宝塚記念ではパンサラッサが刻んだタフなラップを番手追走からコースレコードで快勝しており、スタミナ勝負ならタイトルホルダーに分があると言えよう。となればここは、厳しい流れで逃げていくのがタイトルホルダーとしては好手とも言えそうだ。

G1・3勝の実績を持つタイトルホルダーが格では上だ。ここはタイトルホルダーが自信を持ってある程度緩みのないペースで逃げていくという展開を予想して、馬券を組んでいくのも手かもしれない。