4/14(土)にオーストラリア・ロイヤルランドウィック競馬場にて開催されるクイーンエリザベスステークスに、日本から現地へ移籍したアンビシャスが出走することが明らかになった。昨年の勝ち馬でもあり、現在G1・17を含む24連勝中の生ける伝説とも言えるウィンクスもここに出走してくる。
重賞24連勝という大記録も、なぜか素直に認められない点がひとつある。それは、ウィンクスの戦績が全て豪州国内のものであり、世界水準に照らし合わせた時にどの程度のものであるかが不透明であるという点。昨年のジャパンカップへも予備登録まではあったものの、出走へは至らなかった。
例え国内だけだからといってもウィンクスが過大評価であるということではなく、単純に強い馬同士のレースがみたいという好奇心も強いだろう。その点では反対にG1未勝利のアンビシャスでは力不足とも言えるが、日本での経験値から『ウィンクスがもし日本で走ったら』を夢想できはするだろう。
それにアンビシャスもキタサンブラックを打ち破った本格派の1頭であり期待感がまったくないわけでもない。移籍後今回が3戦目となり現地では未勝利だが、トーセン軍団のあとに続くべくぜひ頑張ってもらいたい。発走は現地時間で15時15分となっている。現地からの出走となるため日本からの馬券販売はないが、興味深い一戦となりそうだ。