25日にドバイのメイダン競馬場で行われたドバイシーマクラシックを圧巻の逃げ切りでレコード勝ちした昨年の年度代表馬イクイノックス(牡4、木村哲也厩舎)。
これを受けて英国ブックメーカー大手のウィリアムヒル社は、凱旋門賞におけるイクイノックスのオッズを8倍の1番人気に設定。
凱旋門賞参戦については意欲的なコメントは出ていないが、同馬を管理する木村調教師はレース後に「個人的には米国や欧州で、という気持ちもある」とコメントしており、所有するシルクレーシングの米本昌史代表も海外メディアの取材に「世界中のレースが選択肢になる」と海外再遠征へ含みを持たせた。
今後はレース後の状態や回復具合を見極めて検討されると思うが、春は間に合えば国内の宝塚記念、そして秋は連覇のかかる天皇賞・秋はもちろん、欧州の凱旋門賞、米国のブリーダーズカップカップなどが選択肢になる可能性も十分にありそうだ。