【加付式“連番の法則”2023】第3回「中山」、第2回「阪神」、第1回「福島」の結果から出現傾向を探る

第3回中山、第2回阪神開催が前週、そして第1回福島開催が先週終了した。区切り3開催の出現結果・傾向をまとめて傾向を探っておこう。

まずは、開催終了3場の全体傾向をまとめておこう。

中山・阪神8日間(96R)、福島6日間(72R)
-中山阪神福島合計出現率(%)
ALL連番10(5)7(4)4(2)218.0
一組連番37(9)49(14)40(12)12647.7
同番8(2)67(2)218.0
合計556251--
出現率(%)57.364.670.8--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

3場全体、計264レースでの法則決着は、「一組連番」が計126レース、「ALL連番」「同番」が各21レースずつ。確率メインの「一組連番」は福島を筆頭に、全場で堅調。「ALL連番」「同番」は全場合計では全くの同数ながら、特に中山が好調で出現確率を牽引した。その法則決着からは、3本の100万超を輩出。10万超高額配当も推奨人気軸から、さらには同枠絡みなどを中心に好調出現した。

この間の重賞競走はGⅠ3戦をはじめ計11回で、その内法則決着は6回。「一組連番」5回「同番」1回で、GⅠは桜花賞のみの法則決着で比較的堅い決着であったが、100万超など好配当決着もみられた。

では、3開催終了に伴う結果と、「開催場別の結果・傾向と出現傾向」を探ってみたいと思う。

中山

第3回「中山」が終了。全8日間では、「一組連番」は96レース中37レース、「ALL連番」が10レース、「同番」が8レース。前2開催に比べて、確率メイン「一組連番」がやや減少傾向。「ALL連番」は第1回から全場で最も好調。「同番」も好調維持と言えた。

全3組とも軸の推奨人気割合が91.9%~100%とかなりの高信頼度を示した。その中での高額(10万超)割合も、「ALL連番」の30%を筆頭に、最も低い「一組連番」でも22%。5回に1回以上の高額配当が見込めた結果となった。3組いずれも「推奨軸からの人気薄相手を絡めることが有効」と言えそうだ。尚、前回に引き続き第3回の唯一の100万超高額も「万馬券の宝庫」最終Rから出現。人気薄「同枠・一組連番」であったことも付け加えておこう。

第3回中山 (全8日間)の主な出現回数データ
-一組連番ALL連番同番
推奨人気軸割合
(回数/出現回数)
91.9%
(34/37)
100%
(10/10)
100%
(8/8)
同枠2頭絡み割合
(回数/出現回数)
24.3%
(9/37)
50%
(5/10)
25%
(2/8)
重賞(全5R)1回0回1回
L競走(全2R)1回0回0回
100万超(全96R)1回0回0回
10万超(全96R)8回3回2回

※ 推奨軸(1~5番人気)

「一組連番」 参考データ

  • 100万超:1→2→3着 8番人気→11番人気9番人気 【249万】※太字「同枠・一組連番」
  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 87%(7回/8回中)、同枠・一組連番 割合 25%(2回/8回中)
  • 重賞データ:一組連番 割合 20%(1回/5回中)、推奨人気軸 割合、同枠・一組連番 割合100%(1回/1回中)

「ALL連番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 100%(3回/3回中)、同枠2頭絡み 割合33%(1回/3回中)

「同番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 100%(2回/2回中)、同枠2頭絡み 割合 0%(0回/2回中)
  • 条件重複データ:一組連番 重複割合 25%(2回/8回中)、同枠2頭絡み 重複割合 25%(2回/8回中)
  • 重賞データ:同番 割合 20%(1回/5回中)、推奨人気軸 割合 100%(1回/1回中)

阪神

連続開催となった第2回「阪神」。全96レースで「一組連番」が過半数の49回、「ALL連番」は計7回、「同番」が計6回。傾向としては多少の波は見られたものの、第1回同様「一組連番」中心と言えた。10万超の大型配当としては、絶対数は当然「一組連番」の13回が最多であったが、確率的には50%(6回中3回)を残した「同番」が最も良かった。推奨人気・軸馬率も全8日間3組すべてで83%~100%。傾向としては、前開催では「リステッド競走の法則率の高さが目立った」ことを挙げたが、第2回開催では重賞競走の法則率の高さが際立った。全6R中4Rで法則決着(法則率67%)、中でも阪神牝馬S(「一組連番」101万)、毎日杯(「同番」9.2万)など配当的にも好配当。さらにリステッド競走・六甲Sからも92万という大型配当を記録しており、今年の阪神開催では、重賞やリステッドなどの特別競走での積極的「連番の法則」攻めが良さそうだ。

第2回阪神 (全8日間)の主な出現回数データ
-一組連番ALL連番同番
推奨人気軸割合
(回数/出現回数)
91.8%
(45/49)
100%
(7/7)
83.3%
(5/6)
同枠2頭絡み割合
(回数/出現回数)
28.6%
(14/49)
57.1%
(4/7)
0%
(0/6)
重賞(全6R)3回0回1回
L競走(全2R)1回0回0回
100万超(全96R)1回0回0回
10万超(全96R)13回1回3回

※ 推奨軸(1~5番人気)

「一組連番」 参考データ

  • 100万超:1→2→3着 6番人気→10番人気9番人気 【101万】※重賞 阪神牝馬S(GⅡ) 太字「一組連番」
  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 77%(10回/13回中)、同枠・一組連番 割合 31%(4回/13回中)
  • 重賞データ:一組連番 割合 50%(3回/6回中)、推奨人気軸 割合 67%(2回/3回中)
  • L競走データ:一組連番 割合 50%(1回/2回中) ※六甲S【92万】

「ALL連番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 100%(1回/1回中)、同枠2頭絡み 割合 100%(1回/1回中)

「同番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 67%(2回/3回中)、同枠2頭絡み 割合 0%(0回/3回中)
  • 条件重複データ:一組連番 重複割合 67%(2回/6回中)、同枠2頭絡み 重複割合 0%(0回/6回中)
  • 重賞データ:推奨人気軸 割合 100%(1回/1回中)※毎日杯【9.2万】

福島

第1回「福島」も終了。3週6日間で10万超大型配当計9回と、ローカル開催の割に小波乱の開催スタートとなった。ただ、大型配当9回中6回を占めた「一組連番」では、「同枠・一組連番」4回1番人気3着付け1回(1番人気との「一組連番」1着(8番人気))と、推奨馬券術が見事にハマった結果となって現れた。また、1番人気3着付けは「同番」でも大型配当2回の内1回(1番人気との「一組連番」1着(6番人気))と効果となって現れ、残る1回の大型配当「ALL連番」は、万馬券の宝庫・最終Rからと、推奨馬券術の効果を遺憾なく発揮していた。今後の「荒れるローカル開催」でも、推奨人気を軸馬に、人気薄な相手該当馬を推奨術で積極的に狙って良い傾向と言えるのではないだろうか。

第2回阪神 (全8日間)の主な出現回数データ
-一組連番ALL連番同番
推奨人気軸割合
(回数/出現回数)
95%
(38/40)
100%
(4/4)
100%
(7/7)
同枠2頭絡み割合
(回数/出現回数)
30%
(12/40)
50%
(2/4)
28.6%
(2/7)
重賞(全1R)1回0回0回
L競走(全1R)0回0回0回
100万超(全72R)0回0回0回
10万超(全72R)6回1回2回

※ 推奨軸(1~5番人気)

「一組連番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 100%(6回/6回中)、同枠・一組連番割合 67%(4回/6回中)
  • 重賞データ:一組連番 割合 100%(1回/1回中)、推奨人気軸 割合 100%(1回/1回中)

「ALL連番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 100%(1回/1回中)

「同番」 参考データ

  • 10万超データ:推奨人気軸 割合 100%(2回/2回中)
    1番人気1着と9番人気2着「同番」、1番人気3着と6番人気1着「同番」
  • 条件重複データ:同枠2頭絡み かつ 一組連番 重複割合 29%(2回/7回中)