JRA新潟大賞典(2023)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

新潟競馬の日曜メインはハンデG3の「新潟大賞典」です。大波乱が起こるハンデ重賞として知られている一戦ですが、実際はどのような傾向があるのでしょうか。今回は過去10年間のデータをもとに新潟大賞典の傾向を探っていきたいと思います。

■「1・2番人気」が大不振の波乱レース

人気は「3番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多となっています。「1・2番人気」はいずれも0勝、「4番人気」も0勝と、上位人気は「3番人気」以外が不振です。2006年以来「1番人気」は全く勝てておらず、1番人気に推された馬はまず疑ってかかるのがセオリーと言えそうです。

人気薄を見ますと「6~9人気以下」が3着内が8回、「10着以下」も6回と穴馬の好走が目立っています。3連単の配当は10万馬券以上が5回と多く、波乱傾向は強めです。穴馬まで手広く買って勝負するのが鉄則と言って良いでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 0 2 3 5
2番人気 0 1 0 9
3番人気 3 3 0 4
4番人気 0 0 1 9
5番人気 2 0 1 7
6~9番人気 3 2 3 32
10番人気以下~ 2 2 2 61
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
2.0~2.9倍 0 0 2 1
3.0~3.9倍 0 1 1 1
4.0~4.9倍 0 2 0 7
5.0~6.9倍 3 2 0 8
7.0~9.9倍 1 1 2 12
10.0~14.9倍 3 1 2 13
15.0~19.9倍 3 0 1 13
20.0~29.9倍 0 1 0 17
30.0~49.9倍 0 1 1 18
50.0~99.9倍 0 1 1 19
100.0倍以上 0 0 0 18
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2013 5,730 円 29,360 円
2014 2,290 円 7,500 円
2015 66,430 円 945,420 円
2016 13,530 円 161,790 円
2017 20,450 円 89,460 円
2018 20,690 円 581,000 円
2019 18,300 円 61,120 円
2020 18,120 円 560,090 円
2021 2,770 円 31,340 円
2022 12,390 円 112,070 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 スパイダーゴールド 3.5
2 キラーアビリティ 6.6
3 カレンルシェルブル 8.3
4 カラテ 9.3
5 アイコンテーラー 14.9
6 セイウンハーデス 17.7
7 ヤマニンサルバム 20.4
8 ハヤヤッコ 24.1
9 レッドランメルト 30.6
10 スタッドリー 33.4
11 イクスプロージョン 41.2
12 ショウナンマグマ 49.3
13 グランオフィシエ 53.0
14 カントル 58.5
15 ピースワンパラディ 67.0
16 カイザーバローズ 88.1
17 モズベッロ 132.8
18 ロングラン 193.5
19 ブラヴァス 214.1
20 フォワードアゲン 222.8
21 プリマヴィスタ 232.6
22 シークレットラン 231.9
23 トーラスジェミニ 241.6

■枠はフラットな傾向&脚質は「差し・追い込み」が好成績

コースは新潟競馬場の芝2000mを使用。枠は「5枠」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。3着内の回数は「3枠」と「6枠」が最多となっています。どの枠もまんべんなく好走しており、枠についてはフラットな目線で予想したいと思います。

脚質は「差し」が最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多です。「追い込み」も3着内は7回と多く、差し・追い込み勢の好走が目立っています。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 2 1 1 14
2枠 1 2 1 15
3枠 1 2 2 15
4枠 0 1 0 19
5枠 3 1 0 16
6枠 1 2 2 15
7枠 0 1 2 17
8枠 2 0 2 16
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 1 0 9
先行 3 2 2 27
差し 5 6 4 52
追い込み 2 1 4 39

■ハンデが「55kg」の馬に注目

ハンデは、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「55kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~53kg 0 0 0 13
54kg 2 1 2 21
55kg 3 2 4 29
56kg 1 2 2 29
56.5kg 1 0 2 1
57kg 2 3 0 25
57.5kg 1 2 0 5
58kg 0 0 0 4
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 1 8
-9~-4kg 3 4 1 28
-3~+3kg 6 3 5 54
+4~+9kg 1 3 2 29
+10~+19kg 0 0 1 8
今回減 5 4 2 54
同体重 3 2 3 17
今回増 2 4 5 56

[該当馬] ハンデが55kgの馬

  • カントル
  • グランオフィシエ
  • ロングラン

■年齢はフラットな傾向

年齢は「5歳」と「6歳」が最多タイの3勝ずつを挙げており、連対数は「4歳」が最多、3着内の回数は「4歳」と「6歳」が最多となっています。どの年齢馬もまんべんなく好走しており、年齢についてはフラットな目線で予想したいと思います。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 2 4 3 18
5歳 3 1 2 25
6歳 1 3 5 33
7歳 3 2 0 27
8歳以上 1 0 0 24
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 10 10 10 111
牝馬 0 0 0 5
セン馬 0 0 0 11
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 4 9 48
栗東 8 6 1 79

■前走レースは「福島民報杯」に注目

前走レースは、「福島民報杯」と「中日新聞杯」の2レースが2勝ずつを挙げていますが、中日新聞杯の2勝は3月開催だった頃のものです。現在は12月開催へ変わったため、参考レースとして重要度は低いと言えるでしょう。今回は「福島民報杯」に注目したいと思います。

前走着順は「4着」だった馬が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。勝ち馬は10頭中8頭が、前走で「4着以内」に好走していた馬でした。勝ち馬については前走で「4着以内」に好走していた馬から狙うのが良さそうです。

また、「10着以下」だった馬も1勝と勝利数こそ少ないですが、3着内は5回と少なくありません。前走で二桁着順に敗れた馬も2・3着には絡んでくると思った方が良いでしょう。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
中日新聞杯 2 1 0 12
福島民報杯 2 0 3 22
金鯱賞 1 1 0 8
小倉大賞典 1 0 1 10
大阪城ステークス 1 0 0 4
美浦ステークス 1 0 0 1
尼崎ステークス 1 0 0 0
フェブラリーステークス 1 0 0 0
中山記念 0 2 0 2
アメジストステークス 0 1 2 1
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 1 1 0 3
G2 1 4 3 31
G3 3 2 2 44
リステッド/オープン 3 1 3 39
3勝クラス 2 2 2 9
海外 0 0 0 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 2 4 15
2着 1 2 2 6
3着 2 1 1 6
4着 3 1 0 10
5着 0 0 1 2
6~9着 1 1 1 44
10着以下~ 1 3 1 44

[該当馬] 前走が福島民報杯だった馬

  • カレンルシェルブル(1着)
  • ロングラン(6着)
  • プリマヴィスタ(11着)
  • フォワードアゲン(12着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は2勝以上挙げている騎手はおらず、傾向らしい傾向は見られません。騎手についてはフラットな予想で考えたいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
津村明秀 1 1 1 5
吉田隼人 1 0 0 6
三浦皇成 1 0 0 3
横山和生 1 0 0 3
石橋脩 1 0 0 3
藤岡康太 1 0 0 2
鮫島克駿 1 0 0 1
小牧太 1 0 0 1
岩田康誠 1 0 0 0
D.レーン 1 0 0 0