先月29日に京都競馬場で開催された天皇賞春のレースで脚を痛め、右前肢ハ行と診断されたレインボーラインは、昨日2日に栗東トレセンで精密検査を受けた。
診療所では「球節後面(こうめん)の腱・じん帯損傷の疑いがある」と診断された。現段階ではまだ疑いの段階で確定には至っておらず、今後も経過観察が続けられる予定となっている。検査後は、滋賀のノーザンファームしがらきへ放牧に出された。
同馬を管理する浅見調教師は「また騎手が乗って走れるように、力を合わせてケアしていきたいと思います。」とコメント。世間では引退も懸念されていたレインボーラインだが、放牧に出されたことや、師の前向きなコメントは、復帰を望むファンにとっては希望の持てる内容と言えそうだ。