10日(木)に、IFHA(国際競馬統括機関連盟)は公式サイトで「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表した。
ランキングは、北米、南米、ヨーロッパ、中東、南アフリカ、アジアからオーストラリア、ニュージーランドまで世界中で走っている馬が獲得した格付けに基づいて行われている。今年は22頭の競走馬が掲載された。
1位にランクインしたのは、前回トップタイだったウィンクスで130ポンド。前走のクイーンエリザベスステークスでは最後方から競馬を進め、最後の直線では次元の違う末脚で全馬を差し切り優勝し、自身の持つ平地G1最多勝記録を18に更新した。2015年5月のレースから25連勝しており、その全てのレースが重賞競走である。
2位にランクインしたのは、ガンランナーで129ポンド。3位は昨年の欧州最優秀3歳牡馬のクラックスマンで125ポンドとなった。
日本調教馬では、大阪杯を勝ったスワーヴリチャードが121ポンドで、12位タイにランクインした。また、日本産馬として初めて英2000ギニーを勝ったディープインパクト産駒のサクソンウォリアーも、121ポンドで12位タイにランクインした。
その他、22頭のランキングには入らなかったが、ペルシアンナイトが119ポンド、アルアイン、エポカドーロ、レイデオロ、レインボーラインが118ポンドとなった。
今回のランキングは、2018年1月1日から5月6日までに施行された世界の主要レースが対象となる。