5月14日に東京競馬場で開催されたヴィクトリアマイル(G1、芝1600m)を左前肢フレグモーネで回避したメイケイエール(牝5、武英智厩舎)は、6月4日に東京競馬場で開催される安田記念(G1、芝1600m)を目標にすることが明らかになった。
武調教師によれば、当初は厩舎での治療後、放牧に出る見通しだったが、早期発見により素早く処置できたとのこと。現在は順調に回復傾向にあり、今週から乗り運動を開始する見通しであるという。
脚質的にはマイルもこなしそうなタイプだが、気性の難しさからスプリント路線へ転身して結果を出してきたメイケイエール。一頓挫明けで久々のマイル戦とクリアすべき課題は多いが、ハマった時の勝ちっぷりは圧巻。大物感を感じさせる逸材なだけに、大舞台での活躍に期待したい。