5月28日に東京競馬場で行われる日本ダービー(G1、芝2400m)の記念行事の一環として、優勝馬の関係者による馬車パレードが行われることが明らかになった。17日、JRAが公式ホームページで発表した。
馬車によるパレードはJRAでは初の試みで、レース終了後に表彰式前の16時00分頃に実施。なお、パレードは東京競馬場の芝コースを馬主関係者2名と調教師、騎手の計4名が馬車に乗車して、ウイナーズサークル付近まで行われる予定となっている。また、天候、馬場状態、馬の体調などにより、中止または内容を変更する場合がある。
海外競馬の例では、世界最高峰のG1凱旋門賞で、勝った馬の関係者が馬車に乗ってスタンド前をパレードして表彰式に向かうという恒例イベントがある。イギリスのアスコット競馬場でイギリス王室が主催する競馬開催の「ロイヤルアスコット開催」では、例年レース前の開会式には華やかなパレードが行われ、女王陛下がウィンザー城から馬車で30分程度かけて競馬場に登場し、表彰式では女王自ら優勝馬関係者に優勝トロフィーを贈呈するといった大掛かりなイベントもある。
海外競馬では大いに盛り上がりを見せている馬車パレードだが、国内の最高峰レースである日本ダービーにおいても盛況を博すことが出来るのか。楽しみに待ちたい。