【オークス(優駿牝馬)2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

牝馬クラシック第2弾「オークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

リバティアイランド(牝3、中内田充厩舎)

5/17(水)栗東・CW(良)6F83.2-5F68.0-4F52.4-3F36.7-1F10.8(馬なり)

川田将雅騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬ベルシャンブルを1馬身、古馬3勝クラスのサルファーコスモスを2馬身前に行かせて最後方から追走。前半は後ろで折り合いに専念してスムーズに追走すると、直線では最内から2頭の直後についてロックオン。直線中盤までまだ内で我慢していましたが、合図があると一気に伸びて2頭を交わし、ベルシャンブルに1馬身、サルファーコスモスに2馬身先着しました。ラスト2Fの22秒3はこの日の最速タイで、ラスト1Fの10秒8という圧巻の時計はこの日最速。完歩が大きく見た目にスピードを感じさせませんが、持ち味である抜群の瞬発力は健在で、レース当日も直線は見せ場を作ってくれそうです。

コナコースト(牝3、清水久詞厩舎)

5/17(水)栗東・坂路(良)4F54.1-3F39.1-2F25.5-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で単走。前半ゆったりと入り、しまいだけ反応と伸びを確認する程度の軽めの内容でしたが、リズムの良いフットワークからラスト1Fは軽く12秒4をマークしており、順調ぶりがうかがえます。最終追いは輸送も考慮して軽めでしたが、先週の1週前はCWコースで併せ馬を行い、6F79.7-1F12.1の好時計をマークし、2馬身先行させた僚馬をクビ差交わして先着と好内容の追い切りを消化。前半から良い行きっぷりを見せ、しまいも楽に併走馬を圧倒と絶好の動きで、全体時計も自己ベスト更新と、動き・時計ともに文句なしです。先週の追い切りであらかた出来ており、万全の態勢を整えています。

ドゥアイズ(牝3、庄野靖志厩舎)

5/17(水)栗東・坂路(良)4F53.4-3F38.8-2F24.7-1F12.1(一杯)

吉田隼人騎手を背に栗東坂路で単走。序盤から抜群の手応えで登坂し、ビッシリ追われるとラスト2Fは12秒6-12秒1のキレイなラップでゴール。これまでの坂路はほとんど馬なりで時計も全く出していませんでしたが、今回は手応え、反応、伸びとどれも絶好の動きを見せて全体時計も大きく更新と、坂路では過去一番の動きと時計を見せてきました。1週前は吉田隼人騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、強めに追われて7F99.5-1F11.6をマークして1頭に先着、1頭と併入しました。長めにやってしまいもラスト1F11秒6の切れ味で併走馬2頭を煽る動きを披露。大幅な上積みを感じさせるここは高いパフォーマンスが期待できそうです。