葵ステークス(2023)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

京都の土曜メインは2018年に重賞へ格上げされた3歳スプリントの「葵S」です。重賞格上げに伴い賞金が上がったこともあり、近年注目度が高まっているレースです。今回はオープン時代を含めた過去10年間のデータをもとに葵ステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が不振、波乱傾向は強め

人気は「1番人気」が最多の4勝を挙げていますが、「2番人気」は1勝、「3番人気」は0勝となっており、「1番人気」以外の上位人気の勝率は低めです。一方で「6~9番人気」が3勝、「10番人気以下」も7頭が馬券に絡むなど下位人気の好走が目立っています。過去10年で3連単の配当は10万馬券以上が5回と波乱の頻度は多く、2021年は13番人気が快勝して145万円が飛び出すなど、波乱の度合いも大きいです。穴馬の選定は必須と言えるでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 4 1 0 5
2番人気 1 1 2 6
3番人気 0 1 0 9
4番人気 1 1 1 7
5番人気 0 1 1 8
6~9番人気 3 2 2 32
10番人気以下~ 1 3 3 55
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 0
2.0~2.9倍 1 0 0 0
3.0~3.9倍 1 1 0 5
4.0~4.9倍 1 1 1 5
5.0~6.9倍 1 1 1 8
7.0~9.9倍 1 3 2 11
10.0~14.9倍 0 1 1 15
15.0~19.9倍 1 0 0 13
20.0~29.9倍 2 2 2 11
30.0~49.9倍 0 0 2 20
50.0~99.9倍 1 1 0 18
100.0倍以上 0 1 0 16
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2013 28,830 円 320,780 円
2014 19,100 円 440,510 円
2015 26,940 円 665,300 円
2016 7,540 円 97,800 円
2017 2,960 円 52,380 円
2018 16,520 円/12,060 円 138,780 円/124,940 円
2019 7,600 円 45,520 円
2020 9,040 円 98,060 円
2021 65,780 円 1,454,720 円
2022 9,410 円 67,480 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ビッグシーザー 3.4
2 モズメイメイ 5.2
3 タマモブラックタイ 6.9
4 ルガル 8.1
5 アルーリングビュー 13.2
6 ペースセッティング 15.8
7 スピードオブライト 20.5
8 グランテスト 22.4
9 テラステラ 30.3
10 カンチェンジュンガ 37.1
11 ミルトクレイモー 42.7
12 アームズレイン 47.0
13 ブーケファロス 54.2
14 タツダイヤモンド 61.2
15 アンビバレント 78.3
16 トラベログ 89.1
17 ヤクシマ 115.5
18 シルフィードレーヴ 179.0
19 ミルトハンター 198.6
20 トールキン 213.4
21 ワックスフラワー 223.6
22 コーパスクリスティ 230.1
23 メイショウピース 241.0
24 エレガントムーン 254.2
25 ビルカール 272.6
26 クリノエンジェル 287.3
27 コスモイグローク 301.7
28 モズスナイパー 321.3

■「内枠有利・外枠不利」&「逃げ」が好成績

コースは京都の芝1200mを使用。枠は「2枠」と「3枠」が3勝ずつを挙げており、連対数は「2枠」、3着内の回数は「3枠」が最多となっています。勝ち馬10頭中7頭が「1~3枠」の馬となっており、内枠の勝率が高めです。「7・8枠」からは勝ち馬が出ておらず、「8枠」に至っては3着内が0回と不振です。内枠有利・外枠不利の傾向が顕著です。

脚質は「逃げ」「先行」「差し」がそれぞれ3勝ずつを挙げており、どの脚質もまんべんなく好走しています。脚質についてはフラットな傾向に近いですが、「逃げ」は連対率が50%と好走率が高く、逃げ馬候補には警戒が必要です。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 3 1 12
2枠 3 2 0 12
3枠 3 1 3 11
4枠 2 0 2 14
5枠 0 2 0 18
6枠 1 1 2 16
7枠 0 2 1 18
8枠 0 0 0 21
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 3 2 0 5
先行 3 3 3 26
差し 3 5 5 50
追い込み 1 1 1 41
その他 0 0 0 0

■馬体重の増減が「+4~+9kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げている「+4~+9kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 1 0 10
-9~-4kg 0 5 0 30
-3~+3kg 4 5 5 45
+4~+9kg 6 0 3 28
+10~+19kg 0 0 1 7
+20kg~ 0 0 0 0
今回減 1 9 1 56
同体重 2 1 2 15
今回増 7 1 6 51

■前走レースは「橘ステークス」が好成績

前走レースは、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「橘S」が参考レースとしての重要度が最も高そうです。前走着順は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「1着」に注目です。前走で「10着以下」に敗れた馬は1勝と勝利数は少ないですが、2着には4回も絡んでいます。前走で二桁着順に大敗した馬にも、2着までは十分警戒した方がよさそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
橘ステークス 4 5 1 28
雪うさぎ賞 2 0 0 5
マーガレットS 1 2 0 14
ファルコンS(G3) 1 0 1 19
フィリーズS(G2) 1 0 0 4
ニュージーランドT(G2) 1 0 0 1
500万下 0 2 0 13
桜花賞(G1) 0 1 1 8
端午S 0 1 0 4
アーリントンC(G3) 0 1 0 0
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
1勝クラス 2 2 2 33
リステッド/オープン 5 7 5 50
G3 1 1 1 21
G2 2 0 0 6
G1 0 1 1 9
新馬・未勝利 0 0 0 0
地方 0 0 0 3
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 4 2 2 36
2着 0 0 0 4
3着 2 1 0 6
4着 0 1 0 10
5着 1 2 2 6
6~9着 2 1 3 24
10着以下~ 1 4 2 36

[該当馬] 前走が橘ステークスだった馬

  • ルガル(1着)
  • テラステラ(2着)
  • ミルトクレイモー(5着)
  • ヤクシマ(9着)

■騎手は「藤岡佑介」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「藤岡佑介」に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
藤岡祐介 3 0 1 2
藤岡康太 1 0 0 4
古川吉洋 1 0 0 3
武豊 1 0 0 4
松山弘平 1 0 0 6
酒井学 1 0 0 4
亀田温心 1 0 0 0
和田翼 1 0 0 0
和田竜二 0 2 2 3
幸英明 0 2 0 5

[該当馬] 藤岡祐介騎手の騎乗予定馬

  • ミルトクレイモー