上半期のマイル王決定戦「安田記念」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。
ソダシ(牝5、須貝尚介厩舎)
5/24(水)栗東・CW(良)6F82.3-5F66.5-4F51.8-3F36.5-2F22.7-1F11.4(馬なり)
川田将雅騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。同じく同レースに出走する僚馬のドルチェモアを1馬身ほど追走し、最後はやや強めに追われて外からラスト1F11秒4の末脚で取り付いて併入しました。向正面でやや行きたがるところが見られましたが、折り合いを欠くというよりは元気が溢れているといった様子。中2週というローテーションを考えれば十分な時計で、しまいも手応えに余裕を持ちながら11秒4なら順調と見て良いでしょう。
ジャックドール(牡5、藤岡健一厩舎)
5/24(水)栗東・CW(良)6F80.7-5F64.4-4F49.9-3F35.6-2F22.4-1F11.1(一杯)
栗東CWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬スパイラルノヴァを1馬身追走し、直線は一杯に追われてラスト1F11秒1の末脚で交わして半馬身先着しました。道中はキレイなラップでラスト2Fも11秒3-11秒1の好ラップ。4コーナー出口の時点ではまだ併せ馬と差がありましたが、直線序盤で仕掛けられると、この馬らしいダイナミックなフットワークで伸びて先着と、時計・動きともに文句なしの内容です。ここまで順調に調整できている印象です。
セリフォス(牡4、中内田充厩舎)
5/25(木)栗東・CW(良)6F81.3-5F66.6-4F52.0-3F36.6-1F11.3(一杯)
栗東CWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬アラジンバローズを3馬身追走し、直線では内からラスト1F11秒3の末脚で交わして3馬身先着しました。2週前は馬なり単走で6F84.5-1F11.5としまいは鋭い脚を使えています。今回は長めからやってしまい一杯に追われ、抜群の反応と伸びを見せて並ぶ暇も与えず突き放して先着と、好内容の追い切りを連発。3月のドバイ遠征後は放牧を経て今月9日に帰厩。しっかりとリフレッシュされて力は出せる状態にありそうです。