【JRA日本ダービー2023予想】粗品の〝呪い〟解けたか?気になる本命馬は?

「生涯収支マイナス2億円君」という圧倒的なパワーワードによって昨今は人気を集めているギャンブル好き芸人の霜降り明星・粗品。

ことごとく予想を外す逆神ぶりから、“粗品の呪い”として多くの競馬ファンから恐れられていたが、その呪いも解けつつあるようだ。先週のオークスではリバティアイランドを本命視し、7頭に流す馬単で勝負し見事的中。さらにその前週のヴィクトリアマイルでは、本命馬ソダシから3頭に流す馬連を的中と、現在2週連続で馬券を的中させている。オークスはトリガミとなってしまったが、先月はマイラーズCの複勝、桜花賞の3連単を的中と、確実に精度は上がってきている。

今週は3歳世代の頂上決戦となる日本ダービーが開催されるが、果たして今週も呪いは発動しないのか?最近は3連単よりも馬単・馬連・複勝といった的中率がより高い馬券で勝負する傾向が見られ、逆神ぶりが鳴りを潜めているのもそのせいか。

ここ2戦はいずれも堅実な人気馬から何頭かの中穴へ流すといったような買い方。オークスやダービーなど紛れの少ないレースにおいてはセオリーとも言える買い方だろう。今回も同じパターンなら、断然人気が予想される皐月賞馬のソールオリエンスを本命馬に挙げる可能性は高そうだ。

ただ、皐月賞ではベラジオオペラ(10着)を本命視しており、相手に選んだ5頭にもソールオリエンスは入っていなかった。牝馬の二冠は桜花賞とオークスでいずれも人気のリバティアイランドを本命視して的中させているが、牡馬は一冠目でソールオリエンスを外して予想は大きくハズレる結果に。二冠目のダービーでは果たしてソールオリエンスを選ぶのか。それとも再びベラジオオペラでリベンジするのか?

ベラジオオペラについては前走の負けで人気を落としそうだが、レースはハイペースにつきあって馬場の悪い内を通ってと、完全に自分の競馬は出来ていなかったためノーカウントしてもいい一戦とも言えよう。スローからの競馬になりやすく良馬場が見込める今の東京なら、巻き返してくる可能性は十分あるだろう。

素直に皐月賞馬から馬券を組むのか、それとも本命視した馬で再びここも勝負するのか、はたまた全くの別馬で勝負するのか。いずれにせよ、これまではまるで神の力が働いているかのように尽く本命馬を飛ばし“逆神”としてファンに崇められていた粗品だが、ヴィクトリアマイル、オークスとG1を連続的中。G1・3連続的中を果たし、本当の“神”となるのか。今波に乗ってる男に伸るか反るか、それはあなた次第。