先日28日に東京競馬場で行われた日本ダービー(G1、芝2400m)に出走し、17着に敗れたスキルヴィング(牡3、木村哲也厩舎)が、急性心不全で死亡が確認されたことが明らかになった。
レースはスキルヴィング向きのスローの展開で、道中は中団で脚を溜めた。3コーナーあたりからギアを上げて良い手応えで4コーナーを回ると、直線はいよいよ伸びていくと思われたが、ズルズルと下がって後退。
17頭の中では最下位でゴール入線後、C.ルメール騎手を背にフラフラと歩き、そのまま1コーナー付近の内ラチ沿いで倒れ込んだ。ルメール騎手が心配そうに撫でるも、微動だにせず、その後、急性心不全のため息を引き取った。