今や大のギャンブル好き芸人として広く知られている生粋のギャンブラー・粗品。先週の日本ダービーではソールオリエンスを本命視し、結果は2着と悪くない予想を展開するも、1着固定の3連単フォーメーションで勝負したため、馬券は的中ならずとなった。
とは言え、ここ最近の粗品の予想は悪くない。オークスではリバティアイランドを本命視し、見事優勝し馬単を的中。ヴィクトリアマイルはソダシを本命視し、2着に好走し馬連を的中と、春の粗品は好調だ。相変わらず税金の支払いには苦労しているようだが、馬券の方は的中率は確実に上がってきている。
さて、今週は春のマイル王者決定戦「安田記念」が開催。気になる本命馬だが、これまで粗品な本命視してきた馬から選出するとなると、2頭の有力馬が浮上する。
前哨戦のマイラーズCで本命視したガイアフォースだ。結果は2着で見事複勝を的中させている。この馬は1月のアメリカJCCでも本命視しており、同馬を軸とした馬連で勝負している。ここでは結果5着で的中とはならなかったが、昨年の菊花賞でも馬連の相手に入れており、粗品がかねてより高く評価していた馬であることは明白だ。今回も本命視されなかったとしても、少なくとも相手には組み込んでくる可能性は高いと言えるだろう。
そしてもう1頭が、昨年の安田記念でも本命視したソングラインだ。結果は1着で見事馬連を的中させている。昨年の安田記念を的中に導いた馬ということで今年も狙ってくる可能性は十分ある。秋のセントウルSでも同馬を本命視しており、こちらも粗品が高く評価している1頭と言えよう。
ただ、今年の安田記念は雨の影響を受けそうなタフ馬場となりそうな気配。昨年のソングライン本命は高速馬場を想定しての選出だった。馬場を重要な予想ファクターとして取り入れることが多い粗品の傾向を考えると、良馬場でなければ今年は外してくる可能性もある。重馬場適性の高いソウルラッシュやシャンパンカラーあたりは狙ってきそうだ。ガイアフォースも重馬場適性は高そうなので、時計がかかる馬場ならよりガイアフォースは本命視してくる可能性が高い。
いずれにせよ、春は好調な粗品。“逆神”ぶりが鳴りを潜めている今なら彼の予想に乗っかっても良さそうだ。