【帝王賞2023予想】3着内は堅い?オススメの軸馬は〝この馬〟だ!

28日はダート部門の実力馬たちが全国各地から集う上半期のグランプリレース「帝王賞」が大井競馬場で開催。

昨年の帝王賞の覇者メイショウハリオをはじめ、G1・Jpn1で3勝の実績を誇るテーオーケインズ、重賞連勝で勢い上位のプロミストウォリア、地方馬では昨年末の東京大賞典で5着に食い込んだライトウォーリアなど、ダートの帝王を決めるにふさわしい実績馬が集結した。

骨っぽいメンバーが揃ったが、G1・3勝の実績が光るテーオーケインズがここでは最上位と見たい。昨年は1番人気の期待を裏切る4着に敗れたが、前が堪える展開で、中盤に絡んできたスワーヴアラミスが急激にラップを上げ、これに付き合ってしまい最後は苦しくなってしまった。

今年は人気も落ち着きそうで、昨年ほど他馬からのプレッシャーを受けることも無いだろう。今年は明確な逃げ馬もおり、先行しての置い比べという展開にスムーズに持ち込める可能性が高い。昨年の二の舞にならぬようという意識も騎手にはあるだろうし、昨年以上のパフォーマンスは確実と見れば、まず3着内は堅いだろうというのが筆者の見立てだ。

問題は「1枠1番」と最内を引いてしまった点だ。鞍上の松山騎手が最内から上手く捌けるかどうかに関しては、信頼し難いと評価するファンも少なくなさそうだ。加えて、馬にもゲートで座る癖があるので、最内でこの癖が出てしまうと序盤から最悪のスタートとなる。

完璧な条件が揃ったというわけではないが、上記の2点さえクリアできれば完勝もあり得る1頭だ。ゲートの悪さの頻度もそこまで高くなく、鞍上の手腕についても同馬とのコンビ成績の良さなら少なくとも3着内には持ってこれるくらいの信頼度はあると感じる。

軸馬としては申し分なく、あとはスタートと最内も克服できると見るなら、この馬から流していく馬券で勝負しても良いだろう。