サマースプリントシリーズ第2戦「CBC賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

マッドクール（牡4、池添学厩舎）

6/28（水）栗東・坂路（やや重）4F53.3－3F37.4―2F24.2―1F11.6（馬なり）

栗東坂路で単走。持ったままの馬なり調整でしたが、ラスト1Fはこの日最速タイの11秒6をマークと絶好の伸び脚を披露しました。1週前は坂井瑠星騎手を背にCWコースを単走で追われ、5F65.7－1F11.3とここでもしまいは鋭い切れ味でゴール。前走は脚部の不安がありながらの調整でしたが、今回はしっかり克服して十分に乗り込まれてきています。変わらず動きは絶好で終いの時計も破格。現状の状態に不安は一切なさそうです。

ヨシノイースター（牡5、中尾秀正厩舎）

6/28（水）栗東・坂路（やや重）4F52.2－3F37.4―2F23.9―1F11.9（馬なり）

栗東坂路で単走。序盤は抑えて、しまい重点に追われる内容。尻上がりのキレイなラップでラスト2Fも12秒0－11秒9の好ラップでまとめる申し分のない内容でした。1週前には坂路で一杯に追われ、4F51.1－1F12.3の猛時計をマーク。もともとは体質の弱さがあった馬ですが、昨年夏を越してから負荷をかけた追い切りもしっかりこなすようになってきており、地力を着実に強化してきました。本格化を予感させる5歳夏ということで、高パフォーマンスに期待です。

サンライズオネスト（牡6、河内洋厩舎）

6/28（水）栗東・坂路（やや重）4F51.9－3F37.1―2F22.9―1F11.9（馬なり）

栗東坂路で単走。馬なりながら最後まで反応は上々で、しまい追われるとラスト1Fは11秒9をマークしてゴールしました。前走の最終追いは減速ラップでしたが、今回は12秒0－11秒9の好ラップ。坂路11秒台の加速ラップは中京1200mとの相性が良く、高いパフォーマンスが期待できそうです。1週前は坂路で一杯に追われ、4F52.2－1F12.2の好時計をマークと順調。今年すでに4戦目と使われていますが、高いレベルで好調をキープできている印象です。