4月30日に京都競馬場で行われた天皇賞・春(G1、芝3200m)で、右前肢ハ行のため競走中止となったタイトルホルダー(牡5、栗田徹厩舎)は、9月24日に中山競馬場で行われるオールカマー(G2、芝2200m)での復帰に向けて調整されていることが明らかになった。10日、共同馬主の岡田牧雄氏が明かした。
前走後は、5月2日にはエックス線検査、翌3日には腱靱帯エコー検査を行い、大きな異常はみられなかったことが確認されており、同馬を管理する栗田調教師も「筋肉痛を超えるくらいの感じ」とコメント。その後は北海道へ放牧に出て、春シーズンは全休する見通しであることが明かされている。
陣営から復帰の見通しが発表されたのは再起を祈っていたファンにとっては嬉しいニュース。前走は中止という悪夢に見舞われたが、再びターフを沸かせてくれる日を楽しみに待ちたい。